YouTubeの本数は増えているのに手応えが薄いなら、
次の1本を撮る前に、貯まった動画を1枚の表に並べてください。
再生数が伸びないことと、メールマガジンに貼る1本が選べないことは、
別々の困りごとに見えて、同じ1つのところから起きています。
ご自分が何を出してこられたのかを、
ご自分が見られる形にしていない。それだけなのです。
2年ぶんの動画が、フォルダに並んでいる方へ
経験や実績を次の指名へつなぐ、
AI推薦設計プロデューサーの長瀬葉弓です。
わたしは女性の専門家の方の発信を、
長年アシストしてきました。
これまでにご一緒した方は約170名
(2026年8月現在)になります。
今月も4本あげた。
先月も4本あげた。
管理画面を開くと、再生数はどれも100回のあたりで止まっています。
メールマガジンに1本貼ろうとして、
動画の一覧を上から下へスクロールします。
どれを貼ればいいのかが、決まりません。
撮ったのはご自分なのに、
どの動画で何を話したのかが、思い出せない。
本数を増やすことが、いつのまにかその日の仕事になっています。
サロンや教室、講座を続けてきて、
YouTubeの本数は増えたのに手応えが薄いと感じていらっしゃる
女性の専門家の方に、読んでいただきたい記事です。
[お悩み]
YouTubeを2年で80本あげました。
最初のうちは何を撮るかを考えて出していたのですが、
今は本数を増やすことが目的になってしまっています。
再生数は100回くらいで止まるものがほとんどです。
メールマガジンに1本貼るとしたら、
どれを選べばいいのかもわかりません。
撮った本人が、自分の動画を把握できていない状態です。
次の1本を撮る前に、貯まった80本を働かせる
80本あるということは、
2年ぶんの考えたことが、すでに形になって残っているということです。
足りないのは、本数ではありません。
その80本を、ご自分が見られる1枚にしていないことです。
動画の一覧は、日付の順に並んでいます。
日付の順は、探すための並びではありません。
だから、貼る1本を選ぼうとすると、
80本を上から順に思い出す作業になります。
人の頭は、そこまで持ちません。
心理学者のミラーさんは1956年に、
人が一度に扱える数はおよそ7つだと書きました。
いまの研究では、若い大人でおよそ4つと見られています。
4つしか持てない頭で、80本を比べている。
決まらないのは、当たり前なのです。

本数を増やすことが目的になってしまう、3つの理由
1つ目|1本ずつ出して、1本ずつ手放してきたから
動画は、公開ボタンを押した日がいちばん忙しくなります。
サムネイルを直して、概要欄を書いて、告知をして。
そこまでやりきったところで、次の企画に移ります。
何を話したのか、どんな入口を置いたのかは、
その動画の中だけに残ります。
1本ずつ出して、1本ずつ手放してきた。
2年続ければ、手放したものが80本になります。
ご自分の記憶を頼りに探すしかない状態になっているのは、
記録を残す場所を決めてこなかったからです。
2つ目|効いたかどうかを、再生数だけで見てきたから
再生数は、見られた回数です。
申し込みに近づいた回数ではありません。
100回しか回らなかった動画を見て、
その方が個別相談に申し込まれることがあります。
10,000回回った動画から、
ひとりも来られないことがあります。
再生数だけを物差しにすると、
この2本がまったく同じ「伸びなかった動画」に見えます。
物差しが1本しかないと、
働いている動画を、ご自分で見落とします。
3つ目|先が見えないまま出し続けるのが、いちばん重いから
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのド・バーカーさんたちは2016年に、
45名の方に協力していただいた実験を発表しました。
起きるか起きないかが半々のときに、
人はいちばん強く緊張したそうです。
必ず起きるときよりも、まったく起きないときよりも、です。
「今月の4本が効くかどうか、わからない」
この半々の状態のまま、2年続けてこられました。
エネルギーがのらなくなったのは、
やる気の問題ではありません。
先が見えない状態が、いちばん重いからです。

撮った動画が資産に変わる、棚卸しの3つの手順
半日あれば終わります。
新しく撮るものは、1本もありません。
1つ目|動画を1枚の表にして、5つの欄だけ書き出す
表計算のシートを開いて、1本を1行にします。
書く欄は、5つだけです。
1つ目|冒頭のひとことで、何と言って始めたか
2つ目|どんな順番で話したか
3つ目|何のジャンルの話か
4つ目|最後にどこへご案内したか
5つ目|見た方の気持ちが、どこからどこへ動く回か
5つ目だけ、少し説明を足します。
人が申し込みまでに通る気持ちには、順番があります。
「それ、今のわたしだ」と気づくところから始まって、
「止まっていた理由はこれか」とわかり、
「これならできそう」と道順が見えて、
最後に「わたしの場合も見てほしい」と言いたくなります。
ご自分の動画が、その並びのどこを受け持っているか。
それを1行に書きます。
80本を1枚にすると、何を多く撮ってきたかが、目で見えます。
2つ目|相談に来られた方が見ていた動画に、印をつける
個別相談やお申し込みのときに、
「どこで知ってくださいましたか」と伺っていらっしゃると想います。
その答えを、1つ目で作った表に戻してください。
お名前は要りません。
その動画の行に、印を1つ足すだけです。
ここで、再生数とは別の物差しが1本できます。
再生数は見られた回数、印の数は来てくださった回数です。
2本の物差しが並ぶと、働いている動画が浮かび上がります。
3つ目|メールマガジンに貼る1本を、その印から選ぶ
印のついた動画の中から、1本だけ選びます。
選ぶ基準は、再生数の多さではありません。
これから会いたい方が、いま立っている気持ちの場所です。
はじめて読んでくださる方が多い号なら、
「それ、今のわたしだ」と気づいていただく回を貼ります。
個別相談のご案内をする号なら、
「これならできそう」と道順が見える回を貼ります。
手順は、ここで終わりです。
3つを超えると、道順そのものが重くなります。
キベッツさんたちは2006年に、
終わりが近いと人は速くなると報告しています。
カフェの実験では、買う間隔が平均で20パーセント縮まったそうです。
3つと決めて書いたのは、
終わりを先に見ていただくためです。
| 本数を増やす出し方 | 貯まった動画を働かせる出し方🌸 | |
|---|---|---|
| その日の仕事 | 次の1本を撮る | 出した動画を1枚に並べる |
| 物差し | 再生数だけ | 再生数と、来てくださった数 |
| 貼る1本の決め方 | いちばん回った回 | 会いたい方の、いまの気持ちに合う回 |
| 2年目に起きること | 本数が増え、手応えが薄くなる | 1年前の動画が、また働き出す |

メールマガジンに貼る動画を変えた伊藤美恵子さん
エステサロンを続けていらっしゃる、
伊藤美恵子さんの記録です。
インスタグラムで集客をされていて、
アルゴリズムの変更に振り回されていた時期がありました。
そこからYouTubeを始められて、1年が経ったころのことです。
ご本人の言葉です。
自分で出したYouTubeも、
どんな台本だったっけとか。
どんなやり方を入れたんだっけとか、
何を持ってきたんだっけとか。
やっぱり、全部は把握しきれてなかったので。
本当に、YouTubeの無駄遣いをしてたので。
一度整理したいなって、ずっとずっと思ってたんで
80本の方と、同じところに立っていらっしゃいました。
伊藤美恵子さんが変えたのは、1つだけです。
半日かけて、出した動画を全部1枚に並べられました。
半日ぐらいかけて、
よし、もう今日絶対やるぞと思って
わたしがお伝えしたのは、並べるときの欄でした。
冒頭のひとことで何と言ったか。
どんな構成だったか。
何のジャンルで、最後にどこへご案内したか。
そして、見た方の気持ちがどこへ動く回か。
再生数の欄は、いちばん最後に置きました。
並べ終えたあとのことを、こう話していらっしゃいます。
時間をかけて整理したら、
もう本当に宝物が出来上がって。
それから、リストインが増え続けています
今までと同じことをしてて。
メルマガに貼り付けるYouTubeを変えただけで、
リストインが増えてきてます
新しく撮った動画は、1本もありません。
貼る1本を入れ替えただけです。
伊藤美恵子さんは、2026年5月に過去最高の月商190万円になられたそうです。
個別相談に来られた方は、全員がYouTubeを見てからだったそうです。
ご本人が、最後にこう言っていらっしゃいます。
本当に最後の最後で、
YouTubeって資産なんだな、っていうのに気づいて。
本当にね、1年前に出したものも。
育て方次第で、また再び大きく育てることができる
1年前の動画を、育て方で大きくする。
これが、貯まった動画を働かせるということです。

長瀬葉弓には、何を相談できますか?
「80本のうち、どれが働いているんだろう」
「メールマガジンに、どの回を貼ればいいんだろう」
ご自分だけでは決めにくいところを、
すでに出していらっしゃる動画の中身から、一緒に見分けます。
わたし、長瀬葉弓は、動画の本数は増えたのに手応えが薄くて困っている場合に、
出した動画を1枚に並べる欄の決め方と、
メールマガジンに貼る1本を選ぶ順番まで作ることができます。
撮り直しは要りません。
すでにお持ちのものを並べ替えるところから始めます。
5分で、貼る1本が決まるワーク
紙を1枚と、ペンを用意してください。
- 直近3か月で、個別相談やお申し込みに来てくださった方を思い出して、お名前を3つ書く
- そのおひとりずつに、「この方は、どの動画を見てくださっていたか」を横に書く(わからない方は「不明」と書く)
- 3行のうち、同じ動画の名前が2回以上出てきたら、それに丸をつける
- 丸のついた動画を、次のメールマガジンに貼る
丸が1つもつかなかったときは、
次の個別相談で「どの動画をご覧になりましたか」と伺ってください。
3人ぶん溜まったところで、同じワークができます。
例えば、実際の講義では、このワークで出てきた答えをこう分けています。
ダイエットを教えていらっしゃる方は、
再生数がいちばん多かったのは体操の回だったのに、
申し込まれた3名が見ていたのは「続かない理由」を話した回でした。
体操の回は、見て満足していただく回です。
「続かない理由」の回は、「それ、今のわたしだ」と気づいていただく回です。
貼る1本は、後者になります。
よくある質問
- 80本もあります。全部並べないといけませんか?
-
直近1年ぶんから始めてください。ミラーさんの1956年の研究から、人が一度に扱える数は多くないことがわかっています。全部を一度に見ようとすると、途中で手が止まります。
- 再生数が100回の動画は、消したほうがいいですか?
-
消さないでください。100回しか回っていない動画から個別相談に来られることがあります。再生数は見られた回数で、申し込みに近づいた回数ではありません。
- どこで知ったかを聞いていませんでした。今からでも間に合いますか?
-
間に合います。次の個別相談から「どの動画をご覧になりましたか」と伺ってください。3人ぶんで、貼る1本を選ぶ物差しになります。
- 整理に何時間かかりますか?
-
半日で終えていらっしゃる方がいます。伊藤美恵子さんは、半日かけて出した動画を1枚に並べられたそうです。
- 並べる欄は、5つより多いほうが正確になりませんか?
-
5つで止めてください。欄を増やすほど、書き終わる日が遠くなります。キベッツさんたちの2006年の報告では、終わりが近いと人は速くなります。終わりを見せることが、書き終える力になります。
- 棚卸しのあと、新しい動画は撮らなくていいのですか?
-
撮ってください。順番が変わるだけです。並べたあとに撮ると、どの気持ちの回が足りないかを見てから撮れます。
まとめ|YouTubeの本数は増えたのに、把握できていないとき
本数が目的になってしまう理由は、3つでした。
- 1本ずつ出して、1本ずつ手放してきたから。記録を残す場所を決めていない
- 効いたかどうかを再生数だけで見てきたから。働いている動画を見落とす
- 先が見えないまま出し続けているから。半々の状態が、いちばん重い
やることは、3つです。
- 出した動画を1枚の表にして、5つの欄だけ書き出す
- 相談に来られた方が見ていた動画に、印をつける
- メールマガジンに貼る1本を、その印から選ぶ
伊藤美恵子さんが変えたのは、メールマガジンに貼る動画1本だけでした。
撮り直しは、1本もありません。
80本あるということは、
働ける材料が80個、すでに手元にあるということです。
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貯まった動画が、AIからの指名に変わる順番を動画で確かめませんか?
YouTubeも、メールマガジンも、記事も。
1本ずつ出して1本ずつ手放していると、実績は貯まっても働きません。
出したものを、AIがあなたの名前と一緒に読める形へ並べ直す。
その順番を、セミナーでお話ししています。




