
まるおくん、だいぶChatGPTは慣れてきた?



それがね・・・。
実は、どう活用したらいいかわかんないんすよ。
これっていうベストな回答が返ってこないし、便利だけど、これって安全なの?って不安もあるんすよね~。
⚫ChatGPTをどのように活用すればよいか分からない
⚫プロンプトの作り方が分からない
⚫ChatGPTの回答の精度が低い
⚫ChatGPTが生成した文章が使いづらい
⚫ChatGPTの使い方が安全かどうか不安
⚫ChatGPTの基本的な使い方がわかり、目的に合わせて活用できるようになる
⚫プロンプトの作り方がわかり、適切な回答を引き出せるようになる
⚫ChatGPTの回答の精度を高める方法がわかる
⚫使いやすい文章を生成するコツがわかる
⚫ChatGPTの安全性に関する知識を学び、安心して利用できるようになる
ChatGPTのプロンプトはどんな業務で活用できるの?


ChatGPTのプロンプトとは、ChatGPTに入力する指示文のことだよ。
ChatGPTはプロンプト次第でさまざまな業務を担えるんだ。
「文章が関係するあらゆる業務に活用できる」といっても過言ではないかもしれないよ。
ビジネスアイデアの創出
新しい事業アイデアやセミナーのコンセプトなど、思いつかないときにChatGPTにヒントをもらうことができるよ。
特定の業界やテーマについてなど、ChatGPTに自由に質問することで、新しい発想を得ることもできるよ。


マーケティング
ターゲット層のニーズや興味を調査するために、ChatGPTを利用することができるよ。
競合他社の分析や、自社商品・サービスのPR文案の作成にも役立つよ。
業務の効率化
資料の作成や翻訳、データ入力などの業務を、ChatGPTに代行してもらうことで、作業の効率化を図ることができるよ。
学び
ビジネスに関する知識やスキルを身につけるために、ChatGPTを活用することができるよ。
具体的には、ビジネス書やWebの記事を要約してもらったり、専門家になってもらって(役割)質問したりすることで、効率的に学習を進めることができるんだ。


ChatGPTとは?


ChatGPTとは、OpenAIが開発した、人間のように自然な会話ができる生成AIの一種だよ。
GPTとは「Generative Pre-trained Transformer」の略で、インターネット上に存在する大量のテキストデータを学習することにより、人間が生成するような自然なテキストを生成することができるよ。
ChatGPTは2022年11月に公開されてから、回答精度の高さが話題となり、SNSなどで大きな話題となったんだ。
リリース後わずか2か月でユーザー数が1億人を突破し、2023年に入ると米Microsoftが開発元のOpenAIに対して、『100億ドルを投資する』ことが報じられるなどして、機能面だけでなく成長性でも注目されているんだ。
ChatGPTは、利用するのにプログラミングなどの知識が不要で、「○○をして」などと日本語で命令するだけでも良い手軽さが魅力だよ。
だけど最近では、「返答がズレている」、「思っていた答えを得られなかった」、という声も聞かれるんだ。
そこで、ChatGPTの返答の質を高めるために注目されているのが「プロンプト」なんだよ。
ChatGPTは確率論的に出力を行う
ChatGPTは文章を出力する際に「確率論的な文章生成」を行っているため、同じ入力内容から複数の出力結果が得られるものの、無難な回答を行うのが特徴なんだ。
無難な回答を行う理由は、ChatGPTに埋め込まれているLLM(大規模言語モデル)とよばれるデータセットの特徴にあるよ。
ChatGPTは『LLM』とよばれる大量のテキストデータが含まれるデータセットを学習しているんだけど、このLLMにおいて、文章中のキーワードは確率的な関係性で学習されているんだ。
だから、インプットする量が増えれば増えるほど、多様な関係性が見出されて、「『A』という単語の後には『B』という単語が続く確率が高い」といった形で学習されるのが特徴だよ。
したがって、ある入力内容(質問)に対して出力を行う場合は、特に回答の指定がない場合を除いて、確率的に可能性が高い単語が連続して出力されていくんだ。
ChatGPTの基本的な使い方
ChatGPTは画面下部にある入力欄(テキストボックス)に、プロンプトを入力するだけで簡単に使うことができるんだ。
こんな工夫をすることで、理想的な回答を作り出すことが可能だよ。
数を指定する



文字数やアイデアの数などを指定すると、ChatGPTは制約の範囲内で回答を出してくれるよ。
ChatGPTには、文字数制限があるから注意してね。
OpenAI社の発表によると、一度に入出力できる数は英語の場合で4096トークン(単語)なんだ。
日本語の場合は、1文字が1トークンとしてカウントされるため、約2000文字程度
だと言われているよ。
プロンプトに記号を活用して作成する
メールやチャットのように、文章のみでプロンプトを入力することもできるけど、記号を取り入れることで、よりスムーズに回答を出力することができるよ。
ビジネスでの活用を考えている場合、まずは以下の3つを抑えておくといいでしょう。
✦「:」(コロン)
タイトルとサブタイトル、本文を区別するために、タイトルの後ろにつけるよ。
✦{ }(波括弧)
属性やプロパティなど、前提を説明する言葉を囲むために使うよ。
✦“”(二重引用符)
引用するテキストを囲むために使うよ。
改善とアレンジをくり返す
ChatGPTは、意図と異なる回答を出力されることがあるよね。
そんなときや、さらにブラッシュアップしたい場合なども、追加で改善やアレンジ指示を入力していこう。
回答の文字数など詳しい条件、観点を指定しながら、ブラッシュアップを重ねることで、理想的な回答を作り出すことができるよ。



ChatGPTと対話する感じっすね!
ChatGPTの無料版と有料版の違い
ChatGPTは無料で利用できるけど、「ChatGPT Plus」という有料プランもあるよ。
ChatGPT Plusではアクセス集中時にも優先して接続できるほか、新機能を無料会員に先行して利用可能だよ。
文字数制限と使用回数の制限が解除される
ChatGPT無料版では、1回の対話セッションにおいて(入力・出力それぞれで)約2048トークンまで、1時間あたり100回までしか使用できないんだ。
有料プランでは、これらの制限が解除されるから、より長いテキストや、より頻繁にChatGPTを利用することができるよ。
GPT-4モデルが使用できる
ChatGPT無料版では、GPT-3モデルが使用されてるよ。
GPT-4モデルは、GPT-3モデルよりも大規模なデータセットで学習されているから、より精度の高い回答を生成することができるんだ。
インターネット検索機能が使用できる
ChatGPT無料版では、インターネット検索機能が使用できないんだ。
有料プランでは、インターネット検索機能が使用できる(検索エンジンBingと連携した機能「Browse with Bing」)から、ChatGPTに答えられない質問を検索して回答を得ることができるよ。



それは便利っすね!
プラグインが使用できる
ChatGPT無料版では、プラグインが使用できないよ。
有料プランでは、プラグインが使用できるため、ChatGPTの機能を拡張することができるんだ。
優先サポートが受けられる
ChatGPT無料版では、サポートの回答に時間がかかる場合があるんだ。
有料プランでは、優先サポートが受けられるため、迅速なサポートを受けることができるよ。



ChatGPTの有料プランは、無料版では不十分と感じている方や、ChatGPTをより高度に活用したい方におすすめだよ!


【ChatGPT】プロンプトとは?


ChatGPTに質問するときに用いる命令文のことです。ChatGPTは、プロンプトに応じて自然言語を生成して回答します。
「日本の首都はどこですか」といった単純な質問もプロンプトではありますが、より複雑なタスクをChatGPTに実行させたい場合は、プロンプトに条件や制約を加えることが必要です。
ChatGPTのプロンプトとは、ChatGPTに入力する指示文のことだよ。
プロンプトを工夫することで、ChatGPTはさまざまな種類のテキストを生成することができるんだ。



わかりやすく言うと、ChatGPTのプロンプトとは、ChatGPTに「何を言ってもらいたいのか」を伝える「お手紙」のようなものだよ。



それならわかるっす!
たとえば、ChatGPTに「今日は天気がいいですね。」とプロンプトを入力すると、ChatGPTは「今日は天気がいいですね。気持ちいいですね。」などのテキストを生成するんだ。
また、ChatGPTに「〇〇の物語を作ってください。」とプロンプトを入力すると、ChatGPTはそれに合わせた〇〇の物語を生成するよ。
このように、ChatGPTのプロンプトを工夫することで、ChatGPTはさまざまな種類のテキストを生成することができるんだ。
ChatGPTを活用するにはプロンプトによる「条件指定」がポイント
ChatGPTが確率的に文章を生成する特徴から、「無難な回答を行う」ことは避けられなくて、同じ入力内容でも異なる出力になることがあるんだ。
ただし、ChatGPTの無難な出力ではユーザーが満足できる回答には到達しないケースも多いから、そこは入力内容に様々な工夫を凝らす必要があるんだ。
プロンプトの種類



プロンプトにはこんな種類があるよ!
質問型プロンプト
質問型プロンプトとは、ChatGPTに質問を投げかけるプロンプトのことなんだ。
たとえば、「東京の有名な観光地を教えて?」というプロンプトは、質問型プロンプトに分類されるよ。
命令型プロンプト
命令型プロンプトとは、ChatGPTに指示を出すプロンプトのことなんだ。
たとえば、「〇〇について100字以内でまとめてください。」というプロンプトは、命令型プロンプトに分類されるよ。
創作型プロンプト
創作型プロンプトとは、ChatGPTに創作物を生成させるプロンプトのことなんだ。
たとえば、「ママ起業家さんを主人公にした短編小説を書いてください。」というプロンプトは、創作型プロンプトに分類されるよ。
自由型プロンプト
自由型プロンプトとは、ChatGPTにどのような出力を生成するかを自由に指定するプロンプトのことなんだ。
たとえば、「〇〇について自由に書いてください。」というプロンプトは、自由型プロンプトに分類されるよ。


個人起業家のChatGPTの活用アイデア





個人起業家さんがChatGPTを活用できるのは、具体的にどんな場面があるんだろう?
一緒に考えてみよう。
SNS投稿の作成
認知を広げるための日々のSNS投稿、毎日投稿した方がいいんだろうな~とは思っているけどなかなできない・・・。
そんなとき、AIを使えたら個人起業家の味方になってくれそうだね。
《プロンプト例》顧客の悩みを解決する内容
目的:顧客の悩みを解決する
ターゲット:潜在顧客
内容:顧客の悩みと解決策
文字数:300文字
文体:親しみのある
その他:顧客の共感を得られるような内容にする
メールマガジンの作成
ChatGPTは、さまざまな種類のコンテンツを生成することができるんだ。
たとえば、ChatGPTに「メルマガの記事を書いてください。」とプロンプトを入力することで、メルマガ記事を作成することができるよ。
《プロンプト例》講座募集の告知
目的:講座募集の告知
ターゲット:既存顧客
内容:新商品の概要と特徴
文字数:500文字
文体:柔らかく
その他の追加事項:講座の参加メリットを強調する
セミナーのアイデア出し
ChatGPTは、創造的なテキストを生成することができるから、セミナーアイデアを創出する際に、ChatGPTを活用することができるよ。
たとえば、ChatGPTに「新しいセミナーアイデアを教えてください。」とプロンプトを入力することで、新たなセミナーアイデアを得られるかもしれないよ。
《プロンプト例》セミナーアイデア
目的:新規セミナーの開催
ターゲット:新規顧客
内容:個人起業家の潜在的悩みの解消
文字数:2000文字
文体:堅い
その他の追加事項:顧客の共感を得られるような内容にする
・プロンプトが具体的であるほど、ChatGPTがより良い記事を生成しやすくなる。
・ChatGPTは、人間が作成したテキストと区別がつかないほど精度の高いテキストを生成することができるけど、あくまでもツールであるということを忘れてはいけない。
・ChatGPTの結果を鵜呑みにせず、あくまでも参考程度に考えるようにしまする。人間の代わりに思考や判断を行うことはできない。


ChatGPTで効果的なプロンプトを作成する6つのポイント


具体的な指示を出す
ChatGPTに何をして欲しいのか、具体的に書こう。
たとえば、「ブログを書いて」と言うよりも、「個人起業家がお客様と出会っていくための道筋という内容で、ブログを書いて」と指示を出すと、望む結果に近づくよ。
参考情報を与える
OpenAI社が提供するガイド「GPT best practices」によれば、ChatGPTのプロンプトには、参考情報を入れることで、より精度の高い出力を生成しやすくなるんだ。
ChatGPTのプロンプトに参考情報を入れる際は、つぎの点に注意しよう。
参考情報は、プロンプトの目的やターゲットに合ったものを選ぶ
参考情報は、正確で最新のものを選ぶ
参考情報は、簡潔にまとめる
条件を指定する
ChatGPTは多様な指示に対応していて、希望の条件をプロンプトに含むことで、それに適した回答を生成してくれるんだ。
といった条件も自由に設定可能だよ。
「ターゲットは個人起業家さん向けに」などと、ペルソナを条件としてプロンプトに加えることもできるよ。
表現方法や出力形式を指定する



ChatGPTは回答で使用する表現方法や出力形式も指定できるんだ。
また、複雑な内容を簡単に解説させる際には「小学生でもわかる表現で」のような一文をプロンプトに含む形が人気だよ。



「小学生でもわかる表現で」は、私もよく使うよ!
役割を与えてなりきってもらう
職業や役割を設定してChatGPTになりきってもらうことで、良質な回答を得やすいよ。
「ある分野のプロフェッショナルである」と指示すると、ChatGPTが専門家になりきって詳細な回答が生成されるんだ。
ChatGPTの活用で初心者が陥りやすい失敗とは?



ChatGPTは、プロンプトの内容を元にテキストを生成するんだ。
だから、ここをちょっと意識するだけで、回答の精度にも違いが出るよ!
プロンプトが曖昧
ChatGPTは、プロンプトの内容を元にテキストを生成するんだ。
そのため、プロンプトがあいまいだと、ChatGPTが適切なテキストを生成できない可能性があるんだ。
たとえば、ビジネス向けのコンテンツを作成する場合、プロンプトにターゲットや目的を明確に指定するといいよ!
ChatGPTの結果を鵜呑みする
ChatGPTは、人間が作成したテキストと区別がつかないほど精度の高いテキストを生成することができるんだ。
だけど、ChatGPTはあくまでもツールであり、人間の代わりに思考や判断を行うことはできないよ。
ChatGPTの結果を鵜呑みにしないよう注意しよう。
ビジネスの目的やターゲットを理解していない
ビジネス向けのコンテンツなどを作成する場合、ビジネスの目的やターゲットを明確にしてから、ChatGPTを活用するようにしよう。
ChatGPTを単なるツールとしてしか考えていない
ChatGPTは、さまざまな場面で活用できるツールだよ。
しかし、これを単なるツールとして考えていると、ChatGPTの可能性を十分に活かすことができないんだ。
ChatGPTを単なるツールとしてだけではなく、ビジネスのパートナーとして、心強い味方として考えてみよう。
ChatGPTのプロンプトの活用例


ChatGPTは、入力するプロンプトの内容次第で、目的に合わせた活用ができるよ。
記事の作成
文章の要約
文章の校正・添削
ChatGPTで使えるプロンプトのテンプレート


《アイデア出しを行いたい場合》


《要点の洗い出しを行いたい場合》


《問題解決をしたい場合》


《文章の要約を行いたい場合》


《動画の要約を行いたい場合》


ChatGPT利用時の注意点


情報の裏取りは人間がする
ChatGPTは自然な文章を出力することは得意だけど、内容の正確性には課題があるんだ。
言葉の意味や使い方など、一般的な知識についてはある程度正確に回答することが可能だけど、時事話題や専門的な内容は真実ではない内容を回答する可能性があるよ。
また、事前学習したデータはWeb上に存在する大量のコンテンツなんだ。OpenAIは学習データに対して利用許諾を取っていないため、米国の主要メディアなどでは著作権への懸念が指摘されているのが現状だよ。



ChatGPTで出力した文章を商用利用すること自体は問題ないけど、出力された情報をしっかり精査した上で活用しよう。
機密性の高い情報は入力しない
ChatGPTは、ユーザーが入力した内容も学習データとして活用しているんだ。
だから、個人情報や機密情報を含んだプロンプトを入力してしまうと、どこかで回答データを生成するために用いられてしまい、情報漏えいに繋がる可能性があるんだ。
リスクを避けるためにも、機密性の高い情報の入力は避けよう。
まとめ


プロンプトとは、ChatGPTに与える質問や指示の文章を指し、その質は生成される回答のクオリティを大きく左右するんだ。
今回紹介したポイントや例を参考に、ぜひ初心者から抜け出して、プロンプトを追求してみよう!