新規顧客の獲得方法12選！意外と知らない顧客獲得プロセスも紹介！

どんなビジネスも顧客がいなければ始まらないよね。

でも、その”顧客”を見つけるのが思っている以上に大変なんだよね。

この記事を見ている人の中にも、

「起業したはいいけど、新規顧客がなかなか見つからない・・・」

と悩んでいる人がたくさんいると思うんだ。

そこで今回は、新規顧客の獲得方法を12個紹介していくね。

定番の方法から、意外と知らない方法まで徹底的に紹介していくから、ぜひ最後までチェックしてみてね！

新規顧客の獲得方法には2つの方法がある？

新規顧客の獲得方法には、大きく分けると、

・プッシュ型
・プル型

上記2つの種類があるよ。

それぞれについて、詳しく見ていこう。

プッシュ型

プッシュ型というのは、別名アウトバウンド型とも呼ばれていて、自社の商品やサービスを「企業主体」でアプローチしていく営業方法だよ。

テレアポや訪問営業、メール営業などは、まさしくプッシュ型に該当するね。

ターゲットを正しく絞り込み、適切なアプローチができれば、新規顧客を獲得できる確率がグッと上がるんだ。

ただ、プッシュ型は「営業」「押し売り」という印象を与えやすく、アプローチの仕方やタイミングによっては、相手にネガティブなイメージを持たれてしまうこともあるから注意してね。

プル型

プル型というのは、別名インバウンド型とも呼ばれていて、相手からのアクションを待つ営業方法を指すよ。

ブログやSNS、広告を使った営業方法が、まさしくプル型に該当するね。

プル型は、問い合わせをしてきたユーザーに対してアプローチをするから、成約率が物凄く高いんだ。

また、自らリストを作ってアプローチをするという手間も削減できるから、効率的に売上アップに繋げられるよ。

ただ、プル型は問い合わせをしてもらうための仕組みづくりが必要になるから、成果が出るまでにある程度時間がかかるんだ。

新規顧客の獲得プロセス

新規顧客の獲得プロセスは、大きく分けると以下の通りだよ。

・ターゲットの明確化
・ターゲットの課題や悩みを洗い出す
・ターゲットへアプローチする
・ヒアリング＆提案
・クロージング

それぞれのプロセスについて、詳しく見ていこう。

ターゲットの明確化

新規顧客を獲得するためには、ターゲットを明確にする必要があるよ。

ターゲットが決まっていないと、どのような企業に、どうやってアプローチすればいいのかわからなくなるんだ。

中には、ターゲットが曖昧な状態で新規顧客獲得に向けて動き出す人もいるけど、これだと成果には繋がりにくくなるよ。

場合によっては、何百件、何全件とアプローチしても反応が0だったり、クレームに繋がったりすることもあるから注意してね。

ターゲットの課題や悩みを洗い出す

ターゲットが決まったら、そのターゲットが抱えている悩みを洗い出すよ。

もちろん、実際にターゲットに対してヒアリングをするわけではないから、あくまでも予測ベースにはなってしまうんだけど、様々な情報をリサーチしながらできるだけ正確に悩みを洗い出すことが大切なんだ。

こちらが洗い出した課題や悩みと、ターゲットが抱えている本当の悩みや課題がずれていると、当然成果には繋がらなくなるから注意してね。

課題や悩みがある程度予測できたら、自社の商品やサービスがどのような形で役に立てるかを考えよう。

これが、ターゲットに対してアプローチしていくための材料となるよ。

ターゲットへアプローチする

ターゲットの悩みや課題を洗い出し、どのような形で役に立てるのかを整理したら、実際にアプローチしていくよ。

プッシュ型の場合は、訪問営業やテレアポ、メール営業などを駆使してターゲットと接点を持つ必要があるよ。

プル型の場合は、ブログに記事を投稿したり、SNSで情報発信をしたりして、ターゲットに対してアプローチすることになるね。

ヒアリング＆提案

アプローチしたターゲットから返信や問い合わせを貰えたら、ヒアリングと提案に入っていくよ。

まずは相手の課題や悩みを聞き出すところから始める必要があるから、ヒアリングシートなどを使って丁寧にすり合わせを行っていくことが大切だよ。

ここで認識の相違が起こると、契約に繋がらなかったり、契約後に大きなトラブルが起こったりする可能性が高くなるから注意してね。

ヒアリングが終わったら、相手の悩みや課題を解決できるような提案をしていこう。

クロージング

提案内容に興味を持ってもらえたら、クロージングに入っていくよ。

この時に大切なのが、自社商品やサービスを購入した後の未来をイメージさせること。

「この商品は物凄く安いからおすすめですよ」

というアピールではなく、

「この商品をご購入いただければ、日常生活がこんなに豊かになりますよ」

みたいな感じで、具体的な変化をイメージさせてあげることによって、成約率がグッと高まるんだ。

新規顧客の獲得方法12選！

新規顧客の獲得方法は、思っているよりもたくさんあるよ。

今回は、代表的な12個の方法を紹介していくから、新規営業で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてね。

リスティング広告

リスティング広告とは、お金を払ってコンテンツを検索上位に表示できる広告のことだよ。

通常、コンテンツを上位表示するためにはSEO対策を行う必要があるけど、SEO対策の成果が出るまでにはある程度時間がかかるんだ。

リスティング広告を運用することにより、すぐにコンテンツを上位表示できるから、素早く商品やサービスの情報を届けられるよ。

1日の予算も決められるし、広告を表示するキーワードも細かく設定できるから、見込み顧客に対して効率的にアプローチしたいときにおすすめだよ。

ただし、リスティング広告を運用するためには広告費が必要で、扱う商材や広告の運用方法によっては費用対効果が悪くなってしまうこともあるから注意してね。

ポスティング

ポスティングは、その名の通り各家庭のポストにチラシやはがきを投函する集客方法だよ。

アナログな方法と揶揄されることもあるけど、意外と高い効果に期待できるんだ。

いきなり住宅のインターホンを押す訪問営業は嫌われがちだけど、ポスティングならネガティブなイメージを持たれることなく商品やサービスの情報を伝えられるよ。

ただ、ポスティングを行うためにはチラシやはがきを作成する必要があるし、ポスティングをする人も準備しなければならないから、金銭的コストや人的コスト、時間的コストについてもしっかりと検討しておこう！

ダイレクトメール

ダイレクトメールは、商品やサービスの情報を掲載した文章をメールや郵送で送る集客方法だよ。

ポスティングとは違って、狙った顧客に対して確実に情報を届けられるから、効率を重視している人にピッタリだね。

ただ、ダイレクトメールと一目でわかるものについては、読まれずに捨てられるケースもあるから注意しよう。

SEO

先ほども少し出てきたけど、SEOも新規顧客の獲得に期待できる手法だよ。

SEOとは、検索エンジン最適化の略称であり、記事を上位表示させるための施策のことを指すんだ。

自社が運営しているHPやオウンドメディアにSEO対策を施した記事を投稿していくことによって、検索上位に表示できる可能性が高くなるよ。

検索上位に記事を表示できれば、特定のキーワードで検索してきたターゲットに対して情報を提供できるし、自社の存在も認知してもらえるから、問い合わせにも繋げやすくなるんだ。

もう気づいた人もいると思うけど、SEOによる集客はプル型に該当するよ。

SEO対策に力を入れて、上位表示記事を増やせば、HPやオウンドメディアが半自動的に集客をしてくれるようになるんだ。

ただし、SEOの効果が出るまでには数か月以上の時間がかかるから、長期視点を持って取り組んでみてね。

テレアポ

テレアポは、新規顧客獲得におけるもっとも定番の方法だよ。

ターゲットとなる企業に対して電話をかけて、直接商品やサービスの提案をしていくんだ。

メールやポスティングとは違って、電話越しではあるけど、直接相手と話しながらヒアリングや提案ができるから、アポや成約に繋がる可能性が高いと言えるよ。

ただ、テレアポはターゲティングが物凄く重要で、自社商品やサービスに対して全く興味や関心がない顧客にアプローチしてしまうと、クレームに繋がりやすくなるから注意してね。

フォーム営業

フォーム営業とは、問い合わせフォームを使った営業方法、集客方法のことだよ。

インターネットが当たり前になった昨今においては、業種業界問わず、どのような企業も基本的には自社HPを持っているよ。

そのHPにアクセスして、問い合わせフォームから提案することを「フォーム営業」と呼ぶんだ。

フォーム営業は、リストさえあれば短時間でたくさんの企業にアプローチできるから、効率を重視している人にピッタリだよ。

ただ、フォーム営業は返信率がかなり低いから、ある程度数をこなせる場合に限り有効と言えるね。

アフィリエイト広告

顕在層へのアプローチなら、アフィリエイト広告がおすすめだよ。

アフィリエイト広告を出すためには、ASPに広告主として登録する必要があるんだ。

ASPに登録すれば、ASPが案件として自社の商品やサービスを出してくれるから、アフィリエイターの力を借りながら集客を行えるよ。

ただ、当然成果が発生したら報酬を支払う必要があるから注意してね。

SNS運用

SNS運用は、新規顧客を発掘するのにピッタリの方法だよ。

SNSで情報発信を行い、フォロワーを増やしながらアカウントを育てていけば、顕在層だけでなく、潜在層にもアプローチしやすくなるんだ。

SNS運用は、低コストで始められるし、スマホがあれば挑戦できるから、スピードを重視している人におすすめだよ。

ただ、SNS運用はすぐに成果が出るものではないから、長期視点を持ってコツコツ努力を積み上げていこう！

プレスリリース

プレスリリースというのは、ユーザーではなく、メディア向けのPR方法だよ。

新商品や新サービスのリリース日や特徴などを詳しく紹介して、PR TIMESなどでプレスリリースを配信すれば、メディアの目に留まりやすくなるんだ。

興味や関心を引くようなプレスリリースを作成できれば、取材の依頼が来たり、メディアで取り上げてくれたりするから、効率的に情報を拡散できるようになるよ。

ただ、プレスリリースの扱いは媒体側に委ねられるから、情報の拡散をコントロールしたり、費用対効果を測定したりするのが難しくなるよ。

展示会、セミナー

toB向けの商品やサービスを扱っている場合は、展示会やセミナーを活用するのがおすすめだよ。

展示会やセミナーで自社のPRを行えば、認知度を高めやすくなるんだ。

展示会への出店には多少のコストがかかるけど、得られる効果やメリットを考えると、お得な初期投資と言えるよ。

紹介

新規顧客の獲得方法として意外と有効なのが、紹介だよ。

既存顧客からの紹介、友人からの紹介などによって新規顧客を獲得できれば、スムーズに成約を行える可能性が高くなるよ。

紹介の場合は、お互いにある程度信頼や安心感があるから、トラブルやクレームも防ぎやすいんだ。

ただ、そもそも紹介してくれる相手がいなければ意味がないから注意してね。

MEO

店舗への集客なら、MEOがおすすめだよ。

MEOとは、マップエンジン最適化の略称で、グーグルマップの検索結果で上位表示を目指すための施策のことを指すよ。

検索エンジンに最適化させるSEOとは違うから注意してね。

MEO対策を徹底的に行うことによって、顕在層にアプローチしやすくなるから、新規顧客の獲得にも繋げやすくなるんだ。

新規顧客を獲得するポイント

新規顧客を獲得するためには、以下3つのポイントを意識する必要があるよ。

・ターゲットを明確にする
・適切なマーケティング手法を絞り込む
・効果測定を行う

それぞれについて、詳しく見ていこう。

ターゲットを明確にする

新規顧客を獲得するためには、ターゲットを絞り込むことが大切だよ。

toC向けのビジネスを展開している場合は、

・年齢
・性別
・趣味嗜好
・家族構成
・年収

など、できるだけ細かく絞り込む必要があるよ。

toB向けのビジネスを展開している場合は、

・業種
・設立年月日
・資本金
・決算月

などから絞り込むのがおすすめだよ。

ターゲットを決めておかないと、アプローチの幅が広くなりすぎてしまって、アポや成約に繋げにくくなるから注意してね。

適切なマーケティング手法を絞り込む

今紹介したように、新規顧客を獲得するための手法はたくさんあるんだ。

どの方法にも魅力があるけど、扱う商材や業種によって、適しているマーケティング方法が変わってくるよ。

効率的に新規顧客を獲得するためにも、まずは自分が扱っている商品やサービス、業種と相性の良いマーケティング手法を絞り込んで見よう。

効果測定を行う

新規顧客を獲得するためには、とにかくたくさん行動することが大切だよ。

ただ、行動するだけでは成果を得られないんだ。

大切なのは、定期的に効果測定を行って、

・その手法で本当に効果は出るのか
・どれくらいの費用がかかっているのか
・かけた費用に対して、どれくらいのリターンを得られているのか

などを分析していく必要があるよ。

そうすることによって、自社に合ったマーケティング方法を絞り込みやすくなるし、金銭的コストや人材コストも削減しやすくなるんだ。

まとめ

新規顧客の獲得は、ビジネスを存続させるうえで非常に重要だよ。

ただ、これが思っているよりも難しいんだ。

効率的に新規顧客を獲得するためには、今回紹介したマーケティング方法、営業方法を理解して、適切なマーケティング手法を見つける必要があるよ。

とはいえ、実際にやってみないと自社との相性はわからないから、まずは気になる手法を片っ端から試してみよう！