API（エーピーアイ）とは？｜初心者が抑えておきたい基礎知識

API（エーピーアイ）とは？

画像参照：APIとは何か？ API連携ってどういうこと？ 図解で仕組みをやさしく解説

『 API 』とはね、「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス（Application Programming Interface）」の略称で、ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのことを指しているんだ。

インターフェイスとは
英語の「Interface」からきていて、直訳すると「境界面」や「接点」などの意味があるんだ。

インターフェイスは「何かと何かをつなぐもの」という意味を持つ用語で、IT業界でよく用いられるんだけど、実は身近なところにもインターフェイスはたくさんあるんだ。

わかりやすく説明すると、APIは「お使いの人」のようなものだよ。

たとえば、あなたが友達に手紙を書いて、それを郵便局に持って行って郵送してもらうとするね。
このとき、

あなたが手紙を書くのは「プログラム」、
手紙自体が「データ」、
郵便局が「API」、
そして友達が「別のプログラム」になるんだ。

あなたが書いた手紙（データ）は、郵便局（API）を通じて友達（別のプログラム）に届けられるっていうことだよ。

このように、APIはソフトウェアやプログラムが互いに「話す」ための重要なツールなんだ。それによって、開発時間を大幅に短縮でき、より使いやすいアプリケーションを制作することが可能になるんだ。また、APIを使うことで、他社のデータを二次利用することも可能になるよ。
これらがAPIの主な働きだよ。

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API（エーピーアイ）の種類

APIにはさまざまな種類があるんだ。

主なAPIの種類としては以下のようなものがあるよ。

１）Web API
Webサービスの提供元が公開するAPI。
これにより、そのWebサービスの機能やデータを他のプログラムから利用することができる。

２）クラウドAPI
クラウドプロバイダが提供するAPI。
そのクラウドサービスの機能やデータを他のプログラムから利用することができる。

３）プライベートAPI
企業内部で利用するAPI。
その企業の内部システムの機能やデータを他の内部システムから利用することができる。

４）オープンAPI
誰でも利用できるAPI。
そのサービスの機能やデータを他のプログラムから利用することができる。

具体的なAPIの例としては、Twitter API、Notion API、Slack APIなどがあるよ。

これらのAPIを利用することで、それぞれのサービスの機能を他のプログラムから利用したり、自分のプログラムと連携したりすることができるんだ。

公開 API（エーピーアイ）とは？

公開 API（またはオープンAPI）は、その名の通り、一般の開発者や外部ユーザーが利用できるように公開されている APIだよ。

これにより、そのAPIを提供しているサービスの機能やデータを他のプログラムから利用することができるんだ。公開APIの利用には、APIキーの取得や利用登録が必要な場合もあるよ。

非公開 API（エーピーアイ）とは？

一方、非公開 APIは、特定の組織やグループ内部でのみ利用される APIなんだ。

これは、その組織の内部システム間でデータのやり取りをするために使われるよ。非公開APIは、その組織のセキュリティポリシーやビジネス要件により、一般には公開されていないんだ。

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API（エーピーアイ）のメリット

API のメリットは、大きく分けて以下の3つだよ。

・便利さの向上
・選択肢の拡大
・新しいサービスの創出

《便利さの向上とは》
API を利用することで、ユーザーはさまざまなサービスをより便利に利用することができるんだ。

たとえば、Google Maps APIを利用することで、
・Webサイトやアプリに地図や経路情報を表示したり
・ルート検索機能を提供したりすることができるんだ。

これにより、ユーザーは目的地までの行き方を簡単に確認したり、最適なルートを選んだりすることができるよ。

《選択肢の拡大とは》
API を利用することで、ユーザーはさまざまなサービスの中から、自分に合ったものを選ぶことができるよ。

たとえば、天気予報や交通情報を提供する API を利用することで、ユーザーは複数のサービスの天気予報や交通情報を比較して、自分に合った情報を選ぶことができるんだ。

《新しいサービスの創出》
API を利用することで、新しいサービスが創出される可能性があるよ。

たとえば、SNSのログイン機能を提供する API を利用することで、ユーザーは複数のサービスを1つのアカウントで利用することができるようになるよ。
これは、ユーザーにとって利便性の向上につながるね。

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API（エーピーアイ）の活用方法

APIの活用方法は多岐にわたるよ。

以下にいくつかの例を挙げてみるね。

１）データの取得と分析
API を利用することで、他のサービスが提供するデータを取得し、それを分析することが可能だよ。
たとえば、TwitterのAPIを利用すれば、特定のキーワードに関するツイートを取得し、その内容を分析することができるんだ。

２）サービスの連携
異なるサービスを連携させることが可能だよ。
たとえば、GoogleマップのAPIを利用すれば、自社のWebサイトに地図情報を表示することができるんだ。

３）新たな機能の追加
他のサービスが提供する機能を自社のサービスに追加することが可能だよ。たとえば、AmazonのAPIを利用すれば、自社のECサイトに商品情報の表示や決済機能を追加することができるんだ。

４）ログイン認証
GoogleやFacebookなどの大手企業が提供するAPIを利用すれば、自社のサービスにそれらのサービスのアカウントを利用したログイン機能を追加することができるよ。

５）自動通知
天気予報や電車の遅延情報などを自動で通知する仕組みを作成することが可能だよ。

これらは一部の例であり、API の活用方法はその API が提供する機能やデータ、そしてそれを利用するサービスの要件によるよ。

API を活用することで、開発の効率化やコスト削減、新たなサービスの創出など、様々なメリットがあるんだ。

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まとめ

APIは、私たちの日々のデジタル体験を裏で支えている、ちょっと目立たないけれどとても大切な存在なんだ。

これを少しでも理解することで、スマホやパソコンで何が起こっているのか、裏側の仕組みが見えてくるよ。

IT技術が苦手な人や、ビジネスを始めたばかりの人でも、API の基本を知ると、日々の生活やお仕事でスマートにテクノロジーを使いこなせるようになると思うんだ。

ちょっとした知識で、デジタルの世界がもっと身近で面白くなるよ！

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