【2023年6月最新】Youtubeショートアルゴリズムをやさしく解説【個人起業家版】

• そろそろYoutubeにチャレンジしてみようかな？
• ショート動画はもうやっているけれど普通の動画でも集客を始めたい！

今回は「個人起業家でYoutubeを活用したい！」というあなたのためにYoutubeの最新アルゴリズムからポイントを押さえて解説するよ。
初心者さんにもピッタリな記事だから是非最後まで読んでね。

・最新のYoutubeアルゴリズムからこれだけは押さえたいポイント
・チャンネルを伸ばすためにチェックしておきたいこと

Youtubeで表示される動画を決める仕組み

YouTubeは、老若男女問わず認知されている動画プラットフォームで、全世界で25億人以上のユーザー見ているんだって。その中で、おすすめ動画は過去に自分が視聴した動画の内容に近いものが、表示されるようになっているよ。YouTubeのアルゴリズムとは、ユーザーそれぞれの視聴履歴や行動に基づいて、表示される動画を決める仕組みだよ。

たとえば、子ども向け動画を多く視聴しているユーザーに対しては、同じように子ども向けに関連したコンテンツ、ビジネス関連の視聴が多いユーザーにはビジネス関連のコンテンツなどが表示されるよ。

ユーザーが視聴する動画のおよそ7割は、このアルゴリズムによって導き出されるから、チャンネルの視聴を伸ばしていくには欠かせないポイントなんだ！

Youtubeが視聴される経路を確認！

YouTubeのアルゴリズムを理解するなら、まずは動画がどのように表示されるのかを理解しておくといいよ。

YouTubeの動画を発見して、見るための経路は主に6つあるんだ。

・ホーム画面
・関連動画
・急上昇タブ
・登録チャンネル
・グーグル検索結果
・YouTube内検索結果

検索結果に表示される動画は、検索キーワードとタイトル・概要欄との関連性・自分の履歴（視聴時間・評価etc…）などを参考にして決まるんだよ。

ホーム画面

YouTubeのトップ上に動画の一覧が表示されるよ。ホーム画面上に表示される動画はホーム画面を閲覧しているユーザーの過去の行動に基づいて決まるんだ。ユーザーの興味関心が高くて、動画自体の評価が高いものが表示されるようになっているよ。

関連動画

関連動画では、視聴しているYouTubeコンテンツの上下左右に動画の一覧が表示されるんだ。関連動画は、過去のユーザーの行動を参考に、次に見たくなる動画が表示されるよ。

同一チャンネル内のコンテンツと、別チャンネルのコンテンツがあるんだけど、別チャンネルのコンテンツに関しては内容が類似したコンテンツが表示されるんだ。

急上昇タブ

急上昇タブで表示される動画は瞬発的に人気が出ている動画だよ。

アルゴリズム的には、「新鮮さ」と「話題性」が重視されていて、新しく公開され、再生回数やみんなの興味関心が急激に高まっている動画が表示されるんだ。

登録チャンネル

「チャンネル登録」をしているユーザーのコンテンツが一覧表示されるよ。掲載の順序は時間軸で、新規アップロードコンテンツが上位に表示されるんだ。

グーグル検索結果

YouTubeの検索エンジンではなく、グーグル等の検索エンジンの結果に表示されるよ。YouTube上でも上位表示されているコンテンツが検索結果に表示されやすく、連動しているね。

Youtube内検索結果

YouTubeの検索エンジンは、googleに次いで世界で2番目に検索されているんだって！

YouTube検索で重視される3つの指標

YouTube上で動画を上位表示させるためには、アルゴリズムに影響している項目を把握しておく必要があるんだ。

逆にアルゴリズムに反映される指標を理解していないと、動画があまり伸びなくなってしまうよ。もし今自分のチャンネルの動画が伸び悩んでいるなら、この指標をチェックしてみよう。

動画の品質

YouTubeのアルゴリズムは動画の品質をもとに、検索に表示するかを判断しているよ。

品質の判断軸としては、

・専門性（Expertise）：特定の分野において詳しい動画か
・権威性（Authoritativeness）：多くの人から認められている動画か
・信頼性（Trustworthiness）：信頼できる情報を発信している動画か

のE-A-Tと呼ばれる項目があるよ。

例えば、最新のニュースを伝えるYouTuberなら、信頼できる情報元から直接情報を手に入れて動画を作ると、他の人の動画よりも先に表示されることがあるんだ。

YouTubeの動画を撮影する時点でE-A-T、専門性・権威性・信頼性を考慮した良質な動画を作る意識が重要なんだ。

エンゲージメント

エンゲージメントとは、動画を視聴したユーザーの反応や行動を指すよ。エンゲージメントから動画を視聴したユーザーにどれだけ満足してもらえたかがわかるんだ。

YouTubeのアルゴリズムもエンゲージメントを元にユーザーにとって役にたつ動画かを判断しているから、検索結果の上位表示を目指す上では欠かせない要素だよ。

エンゲージメントとして、

・動画の再生数、視聴時間
・動画の視聴完了率
・視聴維持率
・高評価
・低評価
・コメント数
・総再生時間

などのデータがあるよ。

YouTubeさんに気に入ってもらうために、特に重要な指標は視聴維持率。

視聴者維持率とは、視聴者が動画をどれくらい見続けたかを示す指標で、高ければ高いほど良いんだ。

目安としては視聴維持率は40%を超えていると、良い動画として判断されるんだって。

例えば

動画の総視聴回数が5,000回で、
動画の30秒の時点が再生された回数が2,000回であれば、
動画の30秒の時点の視聴者維持率は
2,000÷5,000×100＝40％

となるよ。

関連性

YouTubeのアルゴリズムが重視する指標としては関連性も重要だよ。関連性はユーザーが検索したキーワードに対して、どれだけ関連性が高いかで動画を評価するんだ。

関連性に関わるのはこの4つ

・タイトル
・タグ
・動画内容
・説明文

この4つがユーザーの検索意図とどれだけ一致しているかが判断基準だよ。

例えば検索キーワードが「カウンセリング」の場合、タイトルや動画の説明文、タグとして「カウンセリング」を入れることで、アルゴリズムに認知してもらい上位表示してもらいやすくなるんだ。

YouTubeのアルゴリズムを活用してチャンネルを伸ばす2つの秘訣

① VSEO対策をする

VSEOって聞いたことある？SEOなら聞いたことあるかもしれないね！

YouTubeで検索上位に表示させる施策をVSEO (Video Search Engine Optimization)と呼ぶんだ。 まずは、狙っているキーワードから確実に再生してもらえるように、検索結果で上位表示を目指そう。

VSEOの具体的な対策方法として

・キーワードをタイトル、説明、タグに含める
・字幕・翻訳をつける
・サムネイル・アイコンを設定する

などが挙げられるよ。

ユーザーがどんなキーワードで動画にたどり着いているか調べるのも大事だよ。キーワードと動画の内容がズレていた場合に、動画のタイトルの改善や、新たに動画を企画する際のヒントになるんだ。

目標となるYouTubeチャンネルを決めて、そのYouTubeチャンネルがしているVSEO対策を参考にしてみよう。

② 視聴維持率の高い動画を分析する

視聴維持率の高い動画は、平均視聴時間が長くなるため、YouTubeのアルゴリズムに高く評価されるんだ。YouTube Studioのアナリティクスで視聴維持率を確認して、ユーザーが途中で離脱した理由を分析し、動画作りに役立てよう。

視聴維持率の高い動画を作るポイントはまずこの3つだよ。

1. 冒頭部分で動画の概要を伝える

冒頭部分では、ユーザーに「面白くなさそう」と思われる前に、「この動画の内容は」「こんな企画です」と伝えて、動画に対する期待値を上げていこう。

2. 一番盛り上がるシーンを最後に持ってくる

一番盛り上がるシーンや重要な部分を最後に持ってくることで、ユーザーに最後まで動画を見てもらいやすくなるよ。一方、盛り上がるまでがあまりにも長いとスキップされてしまい、かえって視聴維持率が下がる可能性もあるため注意しよう。

3. タイムスタンプを付ける

タイムスタンプとは、特定の時間まで動画をスキップできる機能で、10分以上の長い動画におすすめ！

「つまらないから」ではなく「見たい箇所がある」というポジティブな理由でのスキップだから、スキップされた時点から最後まで再生される可能性が高いんだ。

タイムスタンプは、動画の説明欄に数字を半角で「00:00」と入れることで、設定できるよ。

Youtubeチャンネル内にユーザーの動線を作ろう

YouTube上で動画を視聴してもらった後、過去に作った動画も視聴してもらえるように動線を作っておこう。ブログでいう内部リンクみたいなものだね。

再生リストを活用する

再生リストとは、YouTubeに公開されている動画をリストアップしておくことができる機能で、リストの公開もできるよ。

人気コンテンツ等はリストアップし、見つけやすくすることで、視聴者をチャンネル内で移動してもらうことができるんだ。

終了画面を設置する

終了画面とは、YouTube動画の終了直前（5秒〜20秒以内）に設定できる、最大4つまでチャネルアイコン等の要素を設定することができる機能だよ。（アスペクト比16:9の場合）

公開できる要素は主に以下の5つ。

動画: 最新のアップロード、視聴者に適した動画、特定の動画のいずれかを表示
再生リスト: 公開されている YouTube 再生リストを表示
チャンネル登録: チャンネル登録を促すことができる
チャンネル: 別のチャンネルを宣伝できる
リンク: 外部のウェブサイトへのリンクを作成できる

例えば鴨さん（鴨頭嘉人さん）
のYoutube終了画面はLINE、ショート動画、メインチャンネル、サブチャンネルと4つの動線があるよ。

まずはこれ！最新Youtube成功ポイント

1チャンネル1つのジャンルで、作り込まれた台本！

最新のYoutubeで注目したいポイントは1チャンネル当たり1つのジャンルに特化して、かつ台本が作り込まれていること。

なぜ台本を作り込むことが重要かというと、視聴者も質の低い動画に飽きてしまっているからなんだ。

YouTubeの視聴者はありきたりなストーリーが嫌い。台本を作り込まない普通の動画では「その話は知ってる」「またこれかよ」と秒で「価値なし」と判断されてしまうんだって！

そして、そもそもYouTube視聴者の動画再生時間も減ってきているんだ。YouTubeは面白い動画の宝庫だから、ライバルよりも面白かったり見るメリットがないと見てもらえない！

自分本位な面白さで、無駄な情報ばかりを伝えていると視聴者からの信頼は得られずチャンネル登録は増えないし、売り上げも上がらないとなるわけ。

動画のパフォーマンスの高さ

動画のパフォーマンスの高さを証明するには視聴者維持率が大事なんだ。つまり、どれくらい見られたか？離脱されなかったか？が大事だよ。再生時間と再生回数の表面的な数値に加えて、視聴者維持率にも注目しよう。

離脱されにくい
＝視聴者の興味を維持できている
＝動画のパフォーマンスの高さの証明
になるよ。 

エンゲージメントの高い動画を提供する

とにかく視聴者が面白いと感じる動画をYouTubeは高く評価するんだ。アルゴリズムも大事だけども、ターゲットに刺さるのか？見たくなる動画か？ っていう「視聴者：ユーザーファースト」を第一に考えてみよう。

エンゲージメントの高い動画は、以下を満たしている動画だよ。

「高評価」が多い
「総再生時間」が長い
「視聴者維持率」が高い
「後で見る」をされやすい
「コメント」が多い

なかでも重要なのが、総再生時間と視聴者維持率。
再生回数ではなく、再生時間だよ！

再生されても「つまらない」と思われてすぐ離脱される動画では、再生数は多いけど、総再生時間は積みあがらず、エンゲージメントは高くない、と判断されるんだ。

逆に再生回数は平均だけど、最後まで視聴される動画は総再生時間が伸びやすく、Youtubeさんに評価されやすくなるよ。

まとめ

今回はYoutubeを集客に活用していこう！と思っているあなたに最新アルゴリズムから大事なポイントを絞って解説したよ。

・まずユーザーがどんなキーワードで
　どこから検索してくるかリサーチしよう

・今は品質と専門性が重視されている！
　面白いのはもちろんだけれど、
　視聴者のために作り込まれた役にたつ動画が喜ばれるよ

・視聴者維持率がキーポイント

・ユーザーファーストな
チャンネル&動画作りを始めてみよう