
TikTokでLIVE配信をしようと思ったけど、できないっす・・・
どうしてかなぁ。



それは困ったね。
TikTokでLIVE配信できる条件は満たしてる?
TikTokでLIVE配信をすると、いろいろなメリットがあるよね。
ただ、TikTokではLIVE配信をしたくてもできない場合があるんだ。
どんなときにLIVE配信ができないのか、その理由を解説するよ。
- TikTokでLIVE配信ができない理由
- TikTokでLIVE配信をするための条件
- TikTokでLIVE配信ができないときの対処法
- TikTokでLIVE配信をするメリット
TikTokでLIVE配信ができない理由
TikTokでは、アカウントを持っていれば誰でもLIVE配信ができるわけではないんだ。



アカウントを開設したら誰でもすぐにTikTok LIVEができると思ってたっす



実はそんなに甘くはないんだよね。
TikTokでLIVEができない理由として考えられることを説明するね。
ライブ配信するための条件を満たしていない
TikTokでライブ配信をするためには、TikTokが定めた条件を満たしている必要があるんだ。
その条件は下記の3点だよ。
- 18歳以上であること
- 一定数以上のフォロワーがいること
- 質の高いコンテンツを投稿していること
TikTokでLIVEができない理由は、この条件を満たしていないことかもしれないよ。
ひとつずつ解説するね。
18歳以上であること
TikTokのライブ配信機能は、18歳以上のユーザーにのみ許可されているよ。
年齢制限は、TikTokのバーチャルアイテムポリシーで以下のように規定されているんだ。
TikTok(以下「本プラットフォーム」)が提供するTikTokライブストリーミングプログラム(以下「本プログラム」)では、ユーザーがライブ配信を行い、ライブストリーミング機能を利用することができます。本プログラムは、年齢が18歳以上の本サービスのユーザーに開放されており、以下の本バーチャルアイテムポリシー(以下「本ポリシー」)の条件が適用されます。お客様が18歳以上で、お客様の法域における成年年齢未満である場合、本ポリシーに拘束されることに同意する親権者または保護者の許可を得てのみ、本プログラムに参加することができます。
バーチャルアイテムポリシー|TikTok
住んでいる国の成人年齢が18歳以上の場合、18歳以上成人年齢未満のユーザーがライブ配信するためには、親権者または保護者の許可を得る必要があるよ。
日本の成人年齢は18歳だから、その点は大丈夫だね。
18歳未満のユーザーは他の条件を満たしていてもライブ配信ができないから、18歳の誕生日が来るまで待とうね。
一定数以上のフォロワーがいる
TikTokでLIVE配信をする権限を得るためには、一定数以上のフォロワーがいる必要があると言われているんだ。
TikTokのバーチャルアイテムポリシーには、LIVE配信ができる特定ユーザーの基準にフォロワー数を含むことが明記されているよ。
特定の18歳以上のユーザーは、本プログラムに参加することができます。かかるユーザーは、さまざまな基準(質の高いコンテンツの創作実績、フォロワー数などを含みます。)に基づき、本プラットフォームの完全な裁量により選定されます。
バーチャルアイテムポリシー|TikTok
ただ、LIVE配信をするために何人フォロワーがいればいいのか、具体的な数は明らかにされていないんだ。
以前は1000人以上のフォロワーがいるとLIVE配信ができるようになる場合が多かったよ。
でも今はフォロワーが300人程度のアカウントでもLIVE配信ができるから、基準値が低くなってるみたいだね。



TikTokでLIVEをしたいけどフォロワー数が少ない人は、まずフォロワーを300人以上に増やすことを目標にしてみよう。
質の高いコンテンツを投稿している
質の高いコンテンツを投稿していることも、TikTokでLIVE配信する権限を得るために必要な条件だよ。
TikTokはLIVE配信がメインではなく、あくまでもショート動画を投稿するプラットフォーム。
LIVE配信だけを目的にして、投稿している動画のクオリティが低かったり投稿がなかったりする場合は、LIVE配信の権限がもらえない可能性があるよ。
コンテンツの質の判断基準は、フォロワー数と同じく明確化されていないけど、TikTokのアルゴリズムで高評価を受けると質の高い動画として扱われるんだ。
TikTokのアルゴリズムが、動画の質の良し悪しを判断する材料として考えられるのは以下のポイントだよ。
- いいねの数
- コメントの数
- 動画の総再生回数



いいねの数や総再生回数はどれくらいあれば、LIVE配信の権限がもらえるんすか?



それは明らかになっていないけど、予測する方法はあるよ。
いいねの数や総再生回数がどれくらいあればTikTokでLIVE配信できるかは、TikTokでLIVE配信をしているアカウントの状況をヒントに予測できるよ。
すでにLIVE配信をしているアカウントが獲得している、いいねの数と総再生回数を調べてみよう。
3~5つ程度のアカウントを調べたら、その平均値を出してみてね。
LIVE配信の権限を持っているアカウントのいいねの数と総再生回数の平均値をクリアすれば、LIVE配信ができる可能性が高くなるよ。
ポイントは、LIVE配信をしている中でもフォロワー数が少なめのアカウントを参考にすること。
フォロワー数がとても多い人気アカウントばかりを選ぶとハードルが高くなってしまうからね。
条件を満たしているのにLIVEができない理由



18歳以上だし、フォロワーも500人くらいいて、動画もたくさん投稿してるのにLIVEができないんすけど・・・
LIVE権限を獲得する条件を満たしているはずなのにLIVE配信ができない場合は、以下の理由が考えられるよ。
TikTokのガイドラインに違反している
投稿している動画がTikTokのコミュニティガイドラインに違反しているとLIVE配信ができないよ。
TikTokには8つのコミュニティ原則があるんだ。
TikTokはガイドラインの遵守を重視しているから必ずチェックしておこう。
- 危害の阻止
- 自由な表現の実現
- 礼節を守る
- 地域特有の状況の尊重
- 積極的なインクルージョンの推進
- 個人のプライバシーの保護
- 透明性と一貫性の提供
TikTokコミュニティ原則
- 公平かつ公正



この原則に違反していると思われる動画を投稿していると、LIVE権限が与えられない可能性があるよ。



具体的にはどんなことがガイドライン違反になるんすか?
ガイドライン違反となる主な内容は以下を参考にしてみて。
- 未成年者に危害を加えるもの
- 暴力行為や犯罪行為
- 性的サービスや著しい身体の露出
- ヘイトスピーチとヘイト行為
- ハラスメントやいじめ、虐待
- 自殺および自傷行為
- 危険な行為とチャレンジ
- 誤情報、合成・改変されたコンテンツ
- オリジナルではないコンテンツ
- 偽のエンゲージメント
- プライバシーの侵害
TikTokはもともと10代の若年層から人気に火がついたプラットフォームだから、若いユーザーも多いよね。
だから未成年の安全侵害には特に厳しいよ。
チャレンジ動画は人気があるけど、そのチャレンジが危険なものである場合は注意が必要だね。
誰かをヘイトする内容や暴力的・過激な内容の動画も、ガイドライン違反になるんだ。
ガイドラインに反した動画を投稿していると、LIVE配信の権限がもらえないどころかアカウントが停止される可能性もあるから、投稿する動画の内容はよく考えて決めようね。
スマホの設定や電波状況に問題がある
今までは問題なくTikTokでLIVEができていたのに急にできなくなった場合には、スマホや電波の状況などハード面で問題が発生している可能性があるよ。
まずはWi-Fiがつながっているか、速度制限がかかっていないかなど、ネットワーク環境が不安定ではないかチェックしてみてね。
それから、TikTokアプリは最新のものにアップデートされているか確認しよう。
TikTokアプリの設定で、「データサーバー」がONになっていると通信制限がかかることもあるから、ここも要チェックだよ。
これらを解消してもLIVEができない場合は、トラブルシューティングを行ってみよう。
トラブルシューティングは、TikTokのアプリ上で以下の手順でできるよ。
LIVEの問題のトラブルシューティングを行うには:
TikTok LIVEの問題
1. 画面右下の「プロフィール」をタップします。
2. 画面右上の3本線のアイコンをタップします。
3. 「設定とプライバシー」をタップして。
4. 「問題を報告」 > 「LIVE/支払い/報酬」をタップ。
5. LIVEで現在発生している問題に最も近いトピックを選択。
6. アプリの手順に沿って操作し、問題に対処。
トラブルシューティングをしても解決しない場合は、TikTokに問い合わせをしてみよう。
TikTokでLIVEができないときの対処法
今はTikTokでLIVE配信ができないけど、絶対LIVE配信をしたい!
そんなときにどうしたらいいか、対処法を解説するよ。
フォロワーを増やす
フォロワーが少ない場合は、TikTokが定めたLIVE配信の条件を満たしていない可能性があるから、まずはフォロワーを増やすところから始めてみよう。



フォロワーってどうやったら増えるんすか?
TikTokでフォロワーを増やすためには、下記のような方法があるよ。
- ターゲットを明確にする
- コンテンツに統一感を持たせる
- TikTokのアルゴリズムに沿った投稿をする
- おすすめに表示させる
- 適切なハッシュタグをつける
- 定期的に投稿する
- フォロワーと積極的に交流する
- 他のSNSから誘導する
フォロワーを増やすには、アルゴリズムを利用してたくさんの人に動画を見てもらうことが大切だよ。
そして、動画を見てくれた人が「またこの人の動画を見たい」と思うような工夫をするのもポイント。
フォローしたくなるようなプロフィール作りも大切だね。
最近はフォロワーが300人程度の人もLIVE配信をしているから、まずはフォロワー300人を目標に頑張ってみよう。
フォロワーが多いとLIVE配信を始めた後に収益化もしやすくなるし、できるだけ多く集める方が有利だよ。
投稿する動画の内容を見直す
ある程度フォロワーがいるのにLIVE配信ができない場合は、これまでに投稿した動画の内容を見直してみよう。
クオリティに問題があると思われる場合は投稿内容の改善が必要かもしれないよ。
TikTokはコンテンツのクオリティを、いいねやコメントなどのリアクション数、総再生回数から判断しているんだ。
いいねやコメント、再生回数が少ない動画は、TikTokのアルゴリズムにクオリティが低いと判断されてしまうよ。
ユーザーからのリアクションや再生回数が伸び悩んでいると感じたら、動画の作り方を工夫してみよう。
リアクションや再生回数が少ない動画は思い切って削除して、ジャンルやターゲットを変更してみるのもひとつの手だよ。
動画が高評価を受けると、おすすめに表示される回数が増えてバズる確率も高くなるんだ。
クオリティの高いコンテンツを投稿し続けていれば、LIVE配信できるようになるよ。
権限が付与されるまで待つ
TikTokのLIVE配信権限は、審査が終わってから付与されるまで少し時間がかかると言われているよ。
具体的には1~2週間程度かかる場合が多いんだ。
いつ、どのようにLIVE配信権限を付与するための審査が行われているかはわからないけど、条件に問題がないと思う場合はしばらく待ってみよう。
待っている間も、これまで投稿した動画を見直したり、新たにクオリティの高い動画を作って投稿を続けることを忘れずにね。
TikTokに問い合わせをする
18歳以上でフォロワー数も多いし、ユーザーのリアクションが多い動画を定期的に投稿してるのにLIVE配信の権限がもらえない!!という場合は、TikTokに問い合わせしてみるのがおすすめ。
TikTokへの問い合わせは以下の手順でできるよ。
- プロフィールページを開く
- 右上の三本線マークをタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「問題を報告」を選択
- 「報告を送信する」を選択
- 問合せしたい内容を入力し、「送信」をタップ
ただし、問い合わせたら必ずLIVE配信の権限がもらえるとは限らないし、権限がもらえない理由を明確に教えてもらえると決まったわけでもないから注意しよう。
TikTokへの問い合わせは、あらゆる可能性を試した上で、最後の手段として使おうね。
TikTokでLIVE配信をするメリット



LIVE配信の権限を得るのってなんだか大変っすね。



そうだね。
でも誰にでもできる機能ではない分、LIVE配信ができるといろいろなメリットがあるんだよ。
TikTokでは、LIVE配信をするアカウントは他のアカウントよりも高く評価されるんだ。
LIVE配信ができる時点でTikTokが決めた基準をクリアしているから、優良アカウントとみなされるんだね。
TikTokからの高評価を得るとさまざまなメリットがあるよ。
動画がおすすめに表示されやすくなる
LIVE配信をすると、投稿した動画がおすすめに表示されやすくなるよ。
LIVE配信によってアカウントが高評価されるから、投稿した動画のクオリティも信頼度が高くなるんだ。
まずはLIVE配信を視聴したユーザーのおすすめに動画が表示されるようになるよ。
TikTokは、ユーザーがLIVE配信を視聴すると、そのアカウントに興味があると判断しておすすめに表示するんだ。
LIVE配信を視聴したユーザーが動画を見たりリアクションしたりすると、TikTokのアルゴリズムによってさらにたくさんのユーザーのおすすめに表示されるようになるんだ。
そうしてアカウントの認知度が上がると、新たなフォロワーの獲得につながるんだね。
ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションが取れる
LIVE配信では、視聴しているユーザーとリアルタイムでコミュニケーションできることも大きなメリットだよ。
通常の投稿動画でもコメント欄で交流できるけど、LIVEではリアルタイムでやり取りできるから、より親密な関係が築けるんだ。
LIVE配信のコメントにその場で回答するやり取りを繰り返すと、会話が弾むようでお互いに親近感もわくよね。
動画投稿では伝えきれない思いを伝えられるし、さらに魅力的な一面を見せれば、人間性を気に入ってくれる人も出てくるよ。
ユーザーをフォロワー(ライト層)からファン(コア層)へと変化させることもできるんだ。
ただのフォロワーではなくファンになってくれた人は、商品やサービスの購入や投げ銭で応援してくれる可能性もあるよ。
そしてLIVE配信は、動画を見てくれるフォロワーへの感謝の気持ちを伝られる場でもあるね。
収益化ができる
TikTok LIVEでは収益化、つまりお金を稼ぐことができるんだ。
主な収益化の方法としては、投げ銭機能があるよ。



投げ銭というのは、視聴者が配信者にプレゼントを送れる機能だよ。
多くのライブ配信プラットフォームで導入されているね。
TikTokでは、たくさんの投げ銭用ギフトが用意されているんだ。
視聴者が自分のLIVE配信でギフトを送ってくれると、そのギフトの金額に応じてダイヤモンドという仮想クレジットを獲得できるよ。
ダイヤモンドを換金することで自分の収入になるんだ。
人気のライバーになると、投げ銭だけで暮らしていける人もいるんだよ。



えー!TikTok LIVEって夢があるっすね!
企業アカウントの場合は、LIVE配信を通じて自社製品の魅力を伝えることで、売り上げアップを見込めるよ。
実際に使っている様子を見せたり、リアルタイムで視聴者の質問に答えたりすれば、ユーザーの興味をひきやすいよね。
LIVE配信時の特別オファーとして期間限定価格で販売したり、視聴者限定のプレゼントをつけたりすると一層効果的に集客できるよ。
人気のTikTokライバーとコラボLIVEをすれば、そのライバーのファンが商品を買ってくれることもあるんだ。
これも収益化の方法の一つと言えるね。
まとめ
TikTokでLIVE配信をするためには、TikTokが定めた条件をクリアする必要があるんだ。
LIVE配信ができない人は、まずこの条件をクリアしているかどうかを確認しよう。
条件は次のとおりだよ。
- 18歳以上であること
- 一定数以上のフォロワーがいること
- クオリティの高いコンテンツを投稿していること
この条件をクリアしているのにTikTokでLIVE配信ができない場合は、TikTokのガイドラインに違反している可能性やスマホの設定、ネットワークの状況に問題があることも考えられるよ。
TikTokでLIVE配信ができない場合は、以下の対処法を試してみてね。
- フォロワーを増やす
- 投稿の内容を見直す
- 権限が付与されるまで待つ
- TikTokに問い合わせする
TikTokのLIVE配信ではユーザーとリアルタイムでコミュニケーションがとれるから、ユーザーとの距離が縮まったり、収益化が可能になったりするよ。
TikTok LIVEはある程度アカウントを運用しないとできないから、少し大変だけどメリットも多いんだ。
今はTikTokでLIVE配信ができない人も、この記事を参考にしてLIVE権限の獲得を目指してみてね。