MENU

2025年6月インスタ アルゴリズム対策|あなたが伸び悩む理由と最新攻略法まとめ

2025年6月インスタ アルゴリズム対策|あなたが伸び悩む理由と最新攻略法まとめ

\女性起業家 のための ChatGPTプロンプト集を無料プレゼント中/

\女性起業家 のための ChatGPTプロンプト集

🔰リサーチャーまるお

僕のインスタ、リールもストーリーも再生されなくなっている気がするっす

集まる集客®リサーチャー田上倫之

それはまるお君に限らず、実は最近のインスタの傾向でもあるんだ。この記事で傾向と対策を詳しく解説するね

こんなお悩みありませんか?

✅ インスタのリールが最近まったく伸びず、原因がわからなくて不安になっている。

✅ 投稿にいいねや保存がつかず、「誰にも届いてないのかも…」と感じている。

✅毎日頑張って投稿してるのに、エンゲージメントが下がる一方で心が折れそう。

✅ ストーリーやリールを使っても反応が薄く、「もうどうすればいいの?」と手が止まりかけている。

✅ フォロワーが増えず、見られる投稿と見られない投稿の差がなぜか分からない。

インスタのアルゴリズムも、ユーザーの行動も、日々変化しています。

「リール疲れ」「カルーセル再評価」「ストーリーは1日1枚を1回がいいかも?」

これらの背景を知らずに投稿し続けると、どれだけ頑張っても届かない…という状況になりかねません。

この記事では、InstagramのCEOアダム・モッセリ氏の発言や、2025年6月に調べたデータ、海外のマーケッターの情報をもとに、今インスタで「届く投稿」をつくるためのヒントをわかりやすく解説します。

この記事のハイライト

・リール再生数は全体的に減少傾向。競合が増えて、視聴者が「ショート動画疲れ」している可能性がある。

・今最もエンゲージメント率が高いのは「カルーセル投稿」。保存数も多く、教育・ノウハウ系と相性が良い。

・リールは最初の3秒を超えることがポイント。「どれだけの人が3秒以上動画を見たか」を計測できるようになっている。

・インスタのCEOはストーリーの投稿頻度を「1日2回」と推奨。しかし、最近の海外のマーケッターの中には「1日1枚・1回だけ投稿しよう。2枚以上投稿すると表示されなくなる傾向がある」という人もいる。

・DMでシェアされることが最も効果が高い。知り合いに勧めたくなるようなコンテンツを作成しよう。

目次

インスタのアルゴリズム最近の傾向は?

最近のInstagramとしては、

・近年、全体的なエンゲージメントが減少傾向にある。

・最近、カルーセル投稿が伸びてきている

・近年、リールの再生回数が落ちている

というのが特徴として挙げられます。

詳しく見ていきましょう。

エンゲージメントが全体的に落ちている

近年、全体的なエンゲージメント(いいね・コメント・保存など)の数が減少傾向にあります。

socialinsiderが2023~2024年にかけての3100万件のインスタの投稿を分析した結果、全体的なエンゲージメントは前年比で28%も減少し、現在の平均エンゲージメント率は0.50%です。

今のインスタのアルゴリズムは「エンゲージメントの高い投稿」を重視します。全体のエンゲージメントが減っている中で、「いかに自分の投稿のエンゲージメントを上げるか」が課題になります。

「エンゲージメントが上がる投稿」とは、「視聴時間が長い」「シェアされる」「いいねされる」投稿のことです。この3つを満たす投稿を創るのがポイントです。

インスタのCEO、アダム・モッセーリ氏は自身のインスタで、下記の趣旨の発言をしています。

まず大まかに分けて、Instagramのランキングには2つの種類があります:


・つながりのあるリーチ(Connected reach):あなたをフォローしているアカウントに表示されるもの


・つながりのないリーチ(Unconnected reach):まだあなたをフォローしていないアカウントに表示されるもの


このどちらに対しても、ランキングで特に重要とされる上位3つの要素は以下の通りです:


・視聴時間(Watch time)

・いいね(Likes)

・送信(Sends:DMなどでシェアされること)

ひとつ補足として、


・「つながりのあるコンテンツ(自分のフォロワーに投稿を見てもらいたい場合)」では、「いいね」がやや重要

・「つながりのないコンテンツ(新しい人たちに届けてフォロワーを増やす場合)」では、送信(シェア)がやや重要


このような違いがあります。

集まる集客®リサーチャー田上倫之

視聴時間、シェア、いいねを増やして、エンゲージメントを上げよう!

カルーセル投稿が注目されている

集まる集客®リサーチャー田上倫之

今、エンゲージメントを上げるために有効だと言われているのが「カルーセル投稿」だよ。

上述したsocialinsiderの「2025インスタ調査」によると、エンゲージメントが一番高くなる投稿は「カルーセル投稿」です。

カルーセル投稿とは、1つの投稿に複数の画像や動画をまとめて投稿できる機能のことです。ユーザーはスワイプすることで、1枚ずつ表示されるコンテンツを見ることができます。

下記は、インスタ公式アカウントのカルーセルの画像です。これらが1枚1枚表示されます。

カルーセル投稿が注目されている インスタ公式アカウントのカルーセル

画像:https://www.instagram.com/p/DBO8V2yx4vS/?utm_source=ig_web_copy_link

静止画でも、スライド形式の「カルーセル」は読むのに時間がかかるため、視聴時間が長くなり、より高く評価されやすいと考えられます。

🔹投稿タイプ別のエンゲージメント状況

1位:カルーセル投稿(複数枚の画像)

→ 平均エンゲージメント率 0.55%。保存数が最も多く、特に人気が高まっています。

2位:リール(短尺動画)

→ 平均 0.50%。コメント数が最も多く、視聴者の感情を動かしやすい形式。

→ただし、全体的にはリールの再生数自体が以前より減少している傾向があるため、以前ほど「出せば伸びる」という状況ではありません。詳しくは後述します。

3位:画像単体投稿

→ 平均 0.45%。ビジネスアカウントの半分は画像単体で投稿されている。

Bufferが行った400万件以上の投稿分析でも、カルーセル投稿は単体の画像や動画投稿よりもエンゲージメントが高いという結果が出ています。

なぜ今、Instagramではカルーセル投稿が効くのか?

また、海外のマーケッターの間でも、カルーセル投稿は注目されています。

によると、今カルーセルが効果的なのは次の理由からです。

✅理由①:カルーセルは「読むペース」を自分で選べる

カルーセル投稿は、自分のペースでじっくり読めるのが魅力的です。

リールのように情報が高速で流れることがないので、視聴者が落ち着いて内容に向き合えるのです。その結果、他の形式に比べて高いエンゲージメントが生まれている、と思われます。

✅理由②:「ストーリー的な役割」を果たすようになってきた

後述しますが、「ストーリーを1日に2枚以上投稿しても見られにくくなっている」という現状があります。

ストーリーを何枚も投稿しない方がいいのであれば、「ストーリの代わりにカルーセルでまとめて見せたほうがいいよね」という流れになってきているのです。

音声付きカルーセルを作ろう

集まる集客®リサーチャー田上倫之

カルーセルに音楽をつけると、リールタブにも表示される可能性があるよ

InstagramのCEO アダム・モッセリ氏は、

カルーセル投稿は、1枚だけの写真投稿よりもリーチが伸びやすい主な理由が2つあります。

それに加えて、ちょっとしたおすすめですが、カルーセルや写真に音楽をつけると、リールタブに表示される対象になるので、さらにリーチが広がる可能性があります。

公言しています。

音声を加えるだけで、表示されるチャンスが広がるのです。そのため、音声(音楽やナレーション)付きのカルーセル投稿はとても効果的です。

ただし、あなたのジャンルに合った音源を選ぶことが重要です。自分の発信内容とかけ離れた雰囲気の音を使うと、逆効果になることもあるので注意しましょう。

クロスプラットフォームを狙おう

初心者🔰まるお

クロスプラットフォームって何すか?

集まる集客®リサーチャー田上倫之

他のSNSやメルマガ、ブログなどと組み合わせることだよ


カルーセル投稿は、他の媒体と連携させることで効果は何倍にも広がります。おすすめのやり方は、下記の5つです。

🎯活用アイデア:5つのクロス活用法

① YouTubeやTikTok動画の再利用
→すでに作った動画から「ポイントだけを抜き出して」カルーセルに再編集する

✔動画のフックを1枚目にする。
✔途中の説明はキャプチャや写真で補完
✔ 最後はCTA(商品紹介・チャンネル登録への誘導など)で締める

② メルマガの内容を再利用
→メルマガの内容を、スライドごとに分けてカルーセルに変換する

✔ 長文は数スライドに分けることで読みやすくする
✔「詳しくはメルマガで」と誘導すれば登録にもつながる
✔Instagram→メルマガ登録→商品の案内という動線が自然に作れる

③ブログの記事をリスト形式にする
→「成功する7つの習慣」や「5つのコツ」など、数字でまとめたリスト形式は汎用性も高く、どの媒体の内容からも応用可能

✔ ブログの記事のポイントを要約して整理
✔ 1スライド=1トピックで構成するとわかりやすい
✔ 最後に詳細ページやリンクへ誘導

④ 商品・サービスのプレビューを作成
→自社サービスや商品を紹介する場合、いきなりセールスするのではなく、その中身を「ちょっとだけ」見せるカルーセルを作るのが有効

✔ 商品の流れやステップをスライドで紹介
✔ 「中身がイメージできる」ことが安心感につながる
✔ コメント→返信で購入リンクを送る仕組みも◎

⑤ 無料プレゼントや資料請求の案内
→メールアドレス獲得(リード)を目的としたカルーセルでは、「無料特典」の魅力をスライドで紹介する

✔ 特典内容の紹介や使い方を数枚に分けて解説
✔ 「登録はこちら」のCTAでメールリストへ誘導
✔ ストーリーと組み合わせるとさらに効果的

  • すでに作った動画や記事 → 投稿に再構成
  • メルマガやブログ → 登録・閲覧へ誘導
  • 商品紹介 → プレビューとして活用

これが、いま注目の「クロスプラットフォーム×カルーセル戦略」です。

ただ投稿して終わりではなく、「どこへ導くか」を設計したカルーセルを意識してみてください。発信力も売上も、自然と伸びていきますよ。

リールの再生数が落ちている

「前はもっと再生されてたのに…」 「最近リールの数字が鈍くなった気がする…」 そんな風に感じていませんか?

実は今、Instagram全体で「リールの再生数が伸びにくい状態」が起きています。その主な原因は「みんながリール動画を投稿するようになって、競合が増えたこと」です。

インスタのCEOアダムモッセリ氏がインタビューこういう発言をしています。

「 投稿が10%増えたとしても、見られる投稿が10%増えるわけではありません。実際にユーザーが見る投稿は、せいぜい1〜2%くらいしか増えていないんです。つまり、投稿が増えるぶん、競争も激しくなります

この数年で、Instagramに投稿する人がどんどん増えてきました。そして、ショート動画がたくさん投稿されるようになりました。

しかし、その動画を見てくれる人の数が同じペースで増えているわけではありません。インスタ上で「投稿数は増えているが、ユーザーが見る量には限界があるので、たくさん投稿されても全部は見られない」ということです。

結果として、再生回数が取りにくくなっているというわけです。

集まる集客®リサーチャー田上倫之

日本においても同じ状況が起きているよ

インスタの分析ツールを提供しているテテマーチの調査でも、近年、リールの投稿が増えていることが判明しています。

リールを投稿しているアカウントの数は、2022年4月までは全体の10%未満でしたが、それが2024年12月時点では、なんと50%以上のアカウントがリールを投稿しています。

また、1アカウントあたりの投稿数を見るとフィードは減少傾向、ストーリーズは微増傾向の中、リールは増加傾向(2024年12月は2020年8月比で168%)が続いています。

リールのアルゴリズムを軽く復習しよう

集まる集客®リサーチャー田上倫之

あらためて、リールのアルゴリズムを軽くおさらいして、リール対策をしていこう!

リールの表示順位を決める判断ポイントは、下記の通りです:

1. コメントされやすいか?
→その投稿者に過去どれくらいコメントが集まっているか

2. 投稿者がフォローされやすいか?
→リール経由でフォロワーが増えたか

3. リールが外部でシェアされやすいか?
→リールが他のSNSやDMで共有された回数

4. 音源が使われる可能性があるか?
→音源のリンクがクリックされた数

5. 3秒以内でスワイプされていないか

6. 視聴後に「保存」「いいね」などの反応があるか
→優先度は「いいね>保存」

7. 発見タブでクリックされているか

最初の3秒を超えよう

2025年になって、Instagramに、新たなリールの指標が加わりました。それは、「最初の3秒を超えて再生した人の割合」が確認できるというものです。これをView Rate(視聴率)と言います。

前述した通り、アルゴリズムの重要な指標の一つは「再生時間」です。再生時間を稼ぐためには、「まず最初の3秒で離脱されない」ということがチェックポイントになりますので、この指標は重要です。

インスタがわざわざ、このリールを3秒以上した人の数」が分かる機能をつけたのも、それだけ「最初の3秒」を重視しているからだと思われます。

この機能はビジネスアカウントでのみ利用できます。インサイトから表示されます。

リールの最初の3秒を超える「H.A.C.K.メソッド」

インスタでフォロワー40万9千人のフォロワーを持つSNSマーケッターのLucas O’Keefe氏はリールの冒頭で人を引き込むための構成法、その名も 「H.A.C.K.メソッド」を提唱しています。

最初の3秒を超える工夫として、是非参考にされてください!

H.A.C.K.メソッド

🔹H:Hook(引き込むひと言)
驚きの質問や、インパクトのある事実で始めましょう。
👉「実は、8割のリールが3秒以内にスキップされてるって知ってましたか?」

🔹A:Amplify(共感の拡張)
視聴者が「わかる~!」と思える体験を共有しましょう。
👉「私も正直、全然再生されなくてあきらめかけてました。しかし、ある方法がきっかけでスキップされなくなったんです。」

🔹C:Challenge(問いを投げかける)
考えさせるような疑問をぶつけて、視聴者の心を動かします。
👉「あなたのリール、もしかして『ある要素』が抜けてませんか?」

🔹K:Keep Watching(続きを促す)
この後に「価値ある内容」があると伝え、最後まで見てもらえるようにします。
👉「このあと、実際に私が使っている構成テンプレートを紹介します」

自分が思いを届けたいペルソナは誰かを考えて、このH.A.C.K.メソッドを使ってリールを作ってみましょう。その上で、是非「3秒超え」の視聴データをチェックしてみてください。

視聴維持率とエンゲージメントがグッと変わってきますよ!

インスタCEO直伝:リール成功のための3つのアドバイス

また、他にリール対策の参考になるものとして、InstagramのCEO アダム・モッセリ氏が推奨する、リールを伸ばすための条件があります。

リール対策として下記の3つを守っていきましょう。

① リールがバズったら、間を空けないで投稿する

→すぐに次を投稿する必要はありませんが、1〜2日以内に続けて投稿するのがおすすめ。記憶が新しいうちに次の投稿を見せることで、さらに伸びやすくなります。

② 「音無し派」でもわかる動画にする

→約半分のInstagramユーザーは音をオフにして動画を見ているそうです。

そのため、最初の数秒で「タイトルやテーマなど、内容が伝わるテキスト」を入れるのがポイントになります。視覚的に「何の動画か」が伝わる工夫をしましょう。

③ ロゴやウォーターマーク(他アプリのマーク)を入れない

→「他アプリのロゴが入ったリールは表示順位を下げる」と明言しています。

TikTokのロゴが入ったままの動画や、無料アプリの透かし(Watermark)は避けましょう。

→複数のSNSで同じ動画を使いたい場合は、ロゴを入れる前のオリジナル動画を保存しておくのがおすすめ。

フィードのアルゴリズムを軽く復習しよう

集まる集客®リサーチャー田上倫之

フィードのアルゴリズム対策は下記の基準を参考にしよう!

フィードの表示順位を決める要素は下記の通りです。

🔍上位表示されやすい投稿の基準

① 投稿の平均視聴時間が長いか
→その投稿者の過去の投稿や動画も見られているか

② 投稿者のプロフィールをクリックする可能性
→投稿からプロフィールを訪れた人がいるか
→他の人もそのプロフィールを頻繁に見ているか

③コメント欄が開かれているか / コメントが多いか
→「すべてのコメントを見る」ボタンを押した回数は多いか
→コメントが書かれている頻度は多いか

④ DMなどでシェアされているか

⑤ すぐスキップされて次の投稿にいかれていないか

⑥その他
→特定の時間帯(1〜3日前など)に投稿されたものが読まれているか
→過去12時間以内にどれだけリールを視聴しているかも影響

ストーリーのアルゴリズムを軽く復習しよう

ストーリーの表示順位の主な判断材料(シグナル)は次の通りです:

1. 過去にその人のストーリーや投稿をどれだけ見られたか
→どの端末(スマホ・PC)で見られているか

2. 投稿者が視聴者の親しい人だと考えられるか
→DMでやり取りをしているか
→Facebook上の友達関係があるか

3. ストーリーからプロフィールを見に行く可能性
→投稿者のプロフィールを何度見たことがあるか
→共通のフォロワーはいるか

4. ストーリーをすぐ閉じる傾向があるか
→どれくらいの頻度で最後まで見られているか

5. ストーリー内のリアクションや返信、いいねなどの行動
→質問やアンケートへの反応
→スタンプや絵文字のリアクション
→次のストーリーへスワイプする頻度

こうした行動が多いほど、その投稿者のストーリーはあなたにとって「価値がある」と判断され、上に表示されやすくなります。

今注目されているストーリーの効果を高めるコツとは?

集まる集客®リサーチャー田上倫之

最近、ストーリーは、スライド1枚で「1日1回だけ投稿」が効果的と言われているんだ。公式見解ではなく、マーケッターの意見ではあるけど、参考になるよ。

Instagramストーリーは「1日1枚・1回」が最も効果的かも

ストーリーを2枚以上投稿したとたんに、なぜか再生数がガクッと落ちた経験はありませんか?これはあなただけではなく、他の人にも起こりうることです。

これは公式見解ではありませんが、海外のマーケッターの間では、最近のInstagramでは、1日1枚のストーリーだけを投稿することで、再生数が大幅にアップするという意見があります。

たとえば、インスタフォロワー数 19.5万人、YouTube登録者数 34.2万人のデジタルマーケッターのKatie Stecklyは、「Instagramのアルゴリズムが変更中 – 2025年最新情報」という自身のYouTube動画の中で、下記の発言をしています。

24時間以内に1つのストーリー(スライド1枚)を投稿すると、閲覧数が急激に増加します。しかし、2フレーム目(2枚目)を投稿した瞬間に「えっ…何これ?」というくらい、ガクッと下がります。

この現象は、あまりにも多くの人に共通して起きているので、偶然とは思えません。

実は、以前から、2枚以上のストーリーを投稿すると再生数がガクッと下がるという傾向はありました。この傾向が最近になって、ますます顕著になっている可能性があります。

インスタフォロワー45.2万人のAsya Olsonも、threadsでこういう発言をしています。

It’s so annoying how much IG story views drop if you post a second story slide during one day 🥲And then they drop more if you post more.

1 slide: 30-40k views
2-3 slides: 10-20k
5+ slides: 2-4k

Instagramで1日にストーリーを2枚投稿すると、1枚だけのときよりも再生数がすごく減るの、本当にイライラする。それ以上投稿すればするほど、もっと減るなんて。

1枚だけのとき:3万〜4万回
2〜3枚のとき:1万〜2万回
5枚以上:2千〜4千回
😬

また、RivalIQのインスタのストーリーレポートでも、

いつも通り、ユーザーがストーリーをスワイプして通り過ぎるため、1日に1枚から2枚に増やしたときが、最も離脱が大きい

と言ってます。

そして、インスタフォロワー数78.4万人のインスタコーチ、Brock11Johnsonは、自身のインスタでこう発言しています。

The more Stories you post (per day) the less views you’ll get. Posting only 1 Story is how you get max Story views!

ストーリーを投稿する回数(1日あたり)が増えるほど、閲覧数は減っていきます。

1日に1つだけストーリーを投稿することが、最も閲覧数が伸びます

これらの原因は、仮説としては

・ストーリーの枚数が増えると、途中で次の人に行ったり、完全にインスタを閉じたりされる回数も増える

・今のインスタのアルゴリズムは「スキップされた回数」や「途中で離脱された回数」が増えると「あ、このストーリーはつまらなかったんだな」と判断して、表示しづらくする可能性がある

とういことが考えれます。公式発表がないので、あくまで仮説になります。

つまり、ストーリーを何枚も出してしまうと、途中で離脱される可能性が高まり、評価が下がってしまうリスクがあるということです。

ただし、インスタのCEOのアダム・モッセーリは、2021年のインスタで「ストーリー投稿は1日2回がおすすめ」と言ってます。

しかし、現場のマーケッターからは「2枚以上のストーリーを出すと再生数が下がるので、スライド1枚のストーリーを1日1回投稿するのがおススメ」という意見がある、ということです。

現時点では公式から明確な発表はないため、「1日1枚だけ投稿」を試してみるのは、有効なアプローチのひとつでしょう。

そして、実際に試して数値を見ながら調整していくのが、最も確実な方法かもしれません。

ストーリーの再生回数を伸ばす「STD戦略」

ここでご紹介したいのが、ストーリー再生数を大きく伸ばすための具体的な方法、「STD戦略」です。これは78.4万人のフォロワーをもつインスタコーチのBrock Johnsonが提唱している方法です。

アルゴリズム対策のポイントが「再生時間の長さ」「離脱の防止」であることを考えると、たしかに理にかなっていると思われます。

STD戦略:

S:Single(単独投稿)

まず、1投稿だけに絞ること。

これは「1日1投稿」とも一致しますが、より大事なのは前のストーリーが消えたタイミングで新しいものを投稿することです。

24時間以内に複数投稿すると、どれも表示回数が分散してしまい、インパクトが薄れます。

だからこそ、前のストーリーが自動的に期限切れになるのを待ってから、次の投稿をするのが理想的です。

T:Text-heavy(テキスト重視)

「動画よりテキストのほうが伝わるの?」と思うかもしれません。

けれども、実はテキスト多めのストーリーのほうが長く読まれる傾向があり、視聴時間が伸びやすいのです。

テキストをしっかり読むには、ユーザーはストーリーを一時停止したり、ゆっくり読んだり、見直したりしますよね?

これが「視聴時間」を引き伸ばし、アルゴリズムの評価を高めてくれるのです。

特におすすめなのは、2〜3段落くらいの「読むストーリー」をつくることです。

D:DM Automation(自動DM機能)

そしてこの戦略の“最重要ポイント”が、「DMを自動で返す仕組み」です。

たとえば、

「“小冊子”と送ってくれたら無料PDFを送ります」
「“資料”と送ってくれた方に特典をプレゼント」

のように、ストーリー内で呼びかけを入れます。

すると、視聴者はDMを送ってくれるようになり、これがInstagramにとっては最高ランクのエンゲージメントとして評価されます。

毎日やらなくてもいい


この「STD戦略」は毎日やらなければならないわけではありません。
ここぞ、というときに、週に2〜3回だけ実践するだけでも十分効果があります。

たとえば、

「今日は集中的に表示回数を取りたい!」
「新商品の告知を目立たせたい!」

というタイミングで取り入れるだけでも効果は期待できます。

まずは1回、テキスト多めのストーリーを1枚だけ投稿してみることから始めるといいでしょう。

カルーセル投稿をストーリー代わりにしよう

「1日に1枚のストーリーを1回投稿する」となると、「もっと投稿したいのに・・」とモヤモヤする人もいるかもしれません。そういう人は、上述した通り「ストーリーの代わりにカルーセルを投稿する」のがおススメです。

カルーセルであれば、言いたいことを詰め込んでも、視聴者が自分のペースで読んでくれますし、エンゲージメントも高いのでお勧めです。

大切なのは「DM」で「シェア」されること

集まる集客®リサーチャー田上倫之

DMでシェアされると、アルゴリズムからはめちゃくちゃ喜ばれるよ

Instagramでは、投稿がどれだけ人に「送られたか(シェアされたか)」が、非常に重視されています。 中でも特に注目されているのが、「リーチに対する送信数の割合(sends-to-reach ratio)」という指標です。

これは、「その投稿を見た人のうち、どれだけの人がDMで誰かにシェアしたか?」を示すものです。

Instagram責任者のアダム・モッセリ氏も「これは投稿の表示順位に関わる、最も重要な要素のひとつ」と明言していました。

Instagramは、「ただ見るだけ」ではなく「誰かに教えたくなる」ようなコンテンツを重視する方向へシフトしています。「誰かに送りたくなる投稿」=アルゴリズムに好かれる投稿です。

たとえばこんな投稿は評価されやすくなっています:

・ 思わず友達に送って笑いたくなる動画

・感動したプレーをファンや仲間にシェアしたくなるリール

・「これ、あの人に役立ちそう」と思って送りたくなる情報系投稿

こういった「人とのつながりを生むコンテンツ」が、今のInstagramでは伸びやすいのです。

「シェアされる投稿」を無理に作る必要はありませんが、次のような視点を持つと効果的です。

・「誰かに教えたくなる情報か?」

・「あの人に見せたい!」と思わせるような内容か?

・「共感」「笑い」「驚き」「学び」など感情が動く要素があるか?

つまり、「誰かと共有したくなる気持ち」を生むことがカギなんです。

これからは、「いいね”や」「保存」だけでなく、「この投稿、誰かに送ってもらえるかな?」という視点でも投稿を見直してみましょう。

インスタアルゴリズム対策:その他のテクニック

集まる集客®リサーチャー田上倫之

その他、インスタアルゴリズム対策で有効なものを解説していくね

投稿頻度は「一貫性」を大切に

毎回完璧な投稿をするよりも、定期的に投稿を続けることのほうが、実は大きな成果につながります。

SNS運用ツールBufferによると、投稿を継続している人は、そうでない人の約5倍も反応(エンゲージメント)を得ているというデータがあります。

無理なく続けられるペースを見つけましょう。毎日投稿できるならベストですが、難しければ「週〇回投稿」でも十分です。

過度に連続で何本も投稿すると、表示が制限されることがあります。週にバランスよく投稿を分けるのがベターです。

自分に合った「ベストな時間帯」に投稿する

Bufferが200万件以上の投稿を調査した結果、「投稿の時間帯」はパフォーマンスに大きな影響を与えることが明らかになっています。

集まる集客®リサーチャー田上倫之

投稿にリアクションがあるとアルゴリズムに評価されるわけだから、まずは投稿が見られやすい時間に投稿するのが基本だね。


どの時間帯が見られやすいかは、あなたが想定しているペルソナによって変わります。

いろんな時間帯で投稿して、「どの時間に反応が良かったか」を比較しましょう。

プロアカウントを持っている人は、すでに定期的に投稿している人は、「インサイト」機能でフォロワーのアクティブ時間帯をチェックするといいでしょう。

キーワード&ハッシュタグを見直す

かつては伸びるための必須手段だったハッシュタグですが、今ではその影響力が低下しています。

実際、Instagramはスパム対策としてハッシュタグの効果を減らし、2024年には「ハッシュタグフォロー機能」も廃止しました。

とはいえ、完全に無意味ではありません。

先ほどのBufferの調査によれば、

・使うなら、関連性の高いタグを3~5個に絞って使うのがおすすめです。

・ しかし今後は、ハッシュタグより「投稿文(キャプション)」やプロフィール内のキーワードの方が重要です。検索にヒットしやすくなります。

よくある質問(FAQs)

リール動画の再生数が急に減ってしまったのはなぜ?

競合の増加とユーザーの「ショート動画疲れ」が主な原因だと考えられます。Instagram全体でリール投稿が増えているため、リーチ(表示される確率)が分散し、再生回数が減りやすくなっています。

最近エンゲージメントが全体的に下がっている気がしますが、それは私だけですか?

あなただけではありません。2023〜2024年にかけて、Instagram全体の平均エンゲージメント率は前年比で28%減少し、現在の平均は0.50%というデータもあります。

どんな投稿形式が今、もっともエンゲージメントが高いのですか?

今もっともエンゲージメントが高いのは「カルーセル投稿(複数枚の画像投稿)」です。特にノウハウや教育系コンテンツとの相性が良く、保存率が非常に高い傾向があります。

リールが伸びないなら、もう投稿しない方がいいですか?

リールはコメント数が多く、感情を動かしやすい形式です。特にフォロワーが少ないアカウントにとっては、インプレッションを稼ぎやすい形式でもあります。バランスよく活用しましょう。

投稿をたくさんしているのにフォロワーが増えません。なぜでしょうか?

Instagramのアルゴリズムでは、以下の3つが重要な指標とされています:

・視聴時間

・いいね

・送信(シェア)

特に新しいフォロワー獲得には「シェアされやすい投稿」を目指すことが大切です。

まとめ

Instagramは今、静かに確実に変化しています。

リールの勢いが落ち着く一方で、自分のペースで読める「カルーセル投稿」が再評価され、保存・シェア・視聴時間といった「深いエンゲージメント」が重視される時代に入りました。

フォロワーを増やしたい、もっと見てもらいたい、心を動かしたい――そんな想いを叶えるには、アルゴリズムを「攻略する」のではなく、「理解して共に育てる」ことが鍵です。

これからは、視聴時間・いいね・シェアの3本柱を意識した投稿をしましょう。
そして、数字の先にいる「人の感情」に寄り添ったコンテンツを届けていきましょう。

毎日の積み重ねが、あなたの世界観に共感する“ファン”を育てていきます。
迷ったときは、まず一つ、「誰かにシェアしたくなる内容か?」を問いかけてみてくださいね。

この記事を読んだ方にはこちらの記事がおすすめです

YouTube SEOという「もうひとつの武器」をご存じですか?

SNSの投稿、頑張っているのに…「なかなか見てもらえない」「反応がこない」そんなモヤモヤ、感じていませんか?

インスタも、アルゴリズムの変化についていけず、がんばって投稿しても届かない…。

それなら、もうひとつの「見つけてもらえる武器」を手にしてみませんか?

🎁【女性起業家のためのYouTube SEO集客 完全ガイドブック】

これは、広告費をかけずに“検索で見つけてもらえる仕組みをつくるための小冊子です。

動画コンテンツは、AIにも引用されやすく、検索上位にも残りやすい。
つまり、「広告費をかけずに集客が続く仕組み」が作れるんです。

この小冊子を読むと…

✨ こんな変化が起こります

・自分の言葉で届けられる「動画」で、想いと魅力がダイレクトに伝わる

・顔も声も伝わるから、信頼と共感が深まりやすい

・「ずっと集客してくれるメディア資産=Youtube」があなたの味方になる

📣 実際に使った女性起業家の声

「起業してから半年以上、全然集客できなかったのに、
Buddy@iと小冊子の力で、2週間で6名のお申し込みが!」

「自分では思いつかない、やわらかくて刺さる文章が完成!
あっという間に、反応が変わりました」

💡インスタだけじゃない、新しい集客の一歩を踏み出したいあなたへ。

今ならこの小冊子、無料で読めます(期間限定)。

📩 期間限定・無料配布中!
数に限りがありますので、気になる方はお早めにどうぞ。

👇 無料で今すぐダウンロードする ↓

よかったらシェアしてね!
目次