Notionはとても便利なアプリだよね。しかし、それをもっと便利にする機能がある。それが『Notion AI』なんだ。
AIと聞くとChatGPTなどの生成AIを思い浮かべるかもしれない。しかし、Notion AIはそれらの生成AIとは違い、ドキュメントや文章生成に特化した補助機能なんだ。Notionを使いこなしたい・使い倒したい人には必携のツールだよ。
そこでこの記事では、Notion AIの使い方を解説するね。導入方法や、仕事に使える応用術も解説するよ。
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Notion AIは何ができる?Notionを便利にする使い方

まずはNotion AIにはどんな使い方があるのかを3つに分けて紹介するね。
1.ブログ記事の執筆
2. 文章の要約・リライト
3.文章の翻訳
詳しく解説していくよ。
その1:ブログ記事の執筆
まず、Notion AIの主な機能のひとつとして「文章生成機能」がある。使い方は以下のとおりだ。
・新規ページを追加する
・キーボードの「/」を入力して「AIに文章の作成を依頼」を選択
・出てきたメニューから自分の用途に合う機能を選択
・文章の内容と文字数を記載すると文章生成
用途は以下の7種類から選べる。
エッセイ
ブログ投稿
SNSの投稿
アウトライン
創作ストーリー
プレスリリース
アイデアのブレインストーミング
もちろん7種類の他に「その他」を選べば自由度の高い文章が生成できるよ。生成した文章が気にくわなければ自分で校正すればいいから、文章を考える時間が短縮できそうだね。
その2:文章の要約・リライト
Notion AIは、文章を要約したりリライトしたりすることが可能。
リライトは簡単。リライトしたい文章を選択し、右クリックして「トーンの変更」を選択するだけ。文体は「フォーマル」や「フレンドリー」が選べるよ。
また、同じ右クリックメニューから「要約」も可能だ。資料の要約や、箇条書きの文体を変えるなどといった細々とした作業をAIに手伝ってもらえるね。
その3:文章の翻訳
Notion AIでは、要約・リライトに加えて「多言語翻訳」にも対応している。やり方は翻訳したい文章を選択して右クリックメニューを開き、「翻訳する」を選択するだけなんだ。
言語は英語・日本語以外にも韓国語・中国語・スペイン語など計14言語に対応している。利用者の多い言語はほとんどカバーできているよ。
無料で使える?Notion AIの使い方・導入方法を解説

ここでは、Notion AIの使い方や導入方法を解説するよ。
Notionアカウントがあれば利用可能
基本的にNotionアカウントがあれば利用可能だ。既存の文章のリライトや要約がしたい場合は、Notionで新しいページを作って文章を貼り付けるだけで利用できる。
ただし、Notion AIは累計20回までしか利用できない。やり直しをした場合もカウントされるんだよ。
使い放題にしたいのであれば、追加で課金する必要があるよ。まずは20回お試しで使ってみて、課金するかどうか考えてみるのがよさそうだね。
AI活用するなら…料金プランを比較
もしNotion AIを使い放題にしたいのであれば、現在のプランに追加で課金する必要がある。2023年現在のNotion料金プランは以下のとおり。
フリー | プラス | ビジネス | エンタープライズ | Notion AI | |
年払い | 無料 | 8ドル/月 | 15ドル/月 | 要相談 | +10ドル/月(プラス以上のプランを契約済みなら8ドル) |
月払い | 無料 | 10ドル/月 | 18ドル/月 | 要相談 | +8ドル/月 |
フリー以上のプランでは、ファイルのアップロードサイズやPDF出力、チーム利用に役立つ制限解放などのビジネス向け機能の拡充が多いね。
もしNotion AIを個人で利用したいだけなら、プラスにせずNotion AI追加利用プランだけを申し込もう。
【参考:Notion「AIの料金と使用制限」】
Notion AIを仕事に応用!すぐに活用できる使い方3選

Notion AIには様々な応用法がある。ここでは、Notion AIを仕事に活用できる使い方を3つ解説するよ。
応用術その1:議事録からToDoリストを生成
1つ目は「議事録からToDoリストを生成する」応用術!
会議、ミーティングの内容を書き起こしても、要約して議事録にして、さらにToDoリストを生成するのは手間がかかるよね。でもNotion AIなら要約・ToDoリスト生成まで可能なんだ。
ミーティングの書き起こしをNotionの新規ページに記述
文末でエンターを押してスペースキーを押す
「要約する」を選択し、記述内容を確認
さらに「アクションアイテムを抽出する」を選択すればチェックリストつきのToDoリストも生成できる。ミーティング後のタスクが大幅に削減できるよ。
応用術その2:Notion AIでカスタマーサポート
Notion AIはタスク自動化や自然言語処理もできるよ。組み合わせれば、お客様の質問に応じた回答を自動生成できるんだ。
さらに、Notion AIは開発者向けにAPIを提供しているよ。自社開発のアプリ・サービスに、Notion AIの自然言語処理機能を組み込めるよ。
これによってFAQの自動生成だけでなく、自動応答メールやチャットボットの開発にも取り組めるね。業務効率化の幅が広がるんだ。
応用術その3:Mermaidを利用したシーケンス図を作成
Notion AIを最大限に活用すると、プログラム言語も使いこなすことができるよ。Notion AIはプログラム言語のコードブロックも生成できるんだ。
指示は簡単!AIに文章生成を依頼する際のプロンプト文に「Mermaid記法のシーケンス図を指定する」という一言を添えるだけ。
ただし、この時生成されるのはコードブロックのみ。コードブロック左上のプルダウンからMermaidに切り替えると、シーケンス図が生成できるよ。

そもそもプログラミングがわかんないっす



今の例えだと、Mermaid記法はテキストを使って簡単に図を作ることができるツールでシーケンス図を指定するというのは、コンピューターの特別な言葉と記号を使って、人々がどんな風にお話ししているのかを図で示すことだよ。



わかったような、わからないような…まず、そういうものだってことっすね!
まとめ
Notionは色んなことに活用できる万能アプリだよ。やれることが多すぎて持て余してしまう感覚を覚えるかもしれないね。
けれどもNotion AIの使い方次第では、Notionの活用方法に広がりが見えるかもしれない。生成AIといえばChatGPTというイメージが強いかもしれないけど、カスタマイズ性でいえばNotion AIのほうが勝るはず!
Notion AI文章作成だけでなく、創作のアイデア作りにも使えるよ。趣味にも仕事にも、Notion AIでNotionをもっと役立つツールにしていこう!