インスタリールの音楽著作権はどうなっているの？安心して投稿するための方法と侵害になるパターンを紹介

インスタリールで音楽を使いたいけど、著作権が気になったことはない？

今回のお悩み

この記事では、リールで音楽を安心して使える方法を紹介するよ。著作権侵害にあたるパターンと侵害するリスクまで紹介しているから参考にしてね。

著作権を気にせずインスタリールで音楽を使う方法

インスタリールで著作権の問題に触れずに音楽を使う方法は、次の3通りだよ。

インスタミュージック内の音楽を使う
フリー素材の音楽を使う
オリジナル音源を使う

どれも著作権者の許可が得られているから、楽曲を安心して使えるんだ。ただし、フリー素材は著作権者によって使用許可の範囲が異なるから、サイト内のクレジット情報で確認しておこう。

クレジット情報は、フリー音源をつかうときに「〇〇さんの曲を使用しました」などとサイトのタイトルやURL、曲名を表記するルールのことだよ。

インスタミュージック内の音楽を使う

インスタミュージック内にある音楽は、著作権を気にせずリールなどで使えるよ。インスタミュージックにある音楽は、楽曲の著作者とインスタとの間で契約が結ばれていて、インスタ内で自由に使えるんだ。

インスタミュージックに登録されている曲数はそこまで多くはないけれど、日々楽曲が増え続けているよ。

フリー素材の音楽を使う

フリー素材を提供するサイトでダウンロードした音楽は、インスタで使えるものと使えないものがあるんだ。インスタリールで使えるか使えないかは、フリー素材の著作権者がどのような条件で音源を提供しているかによるよ。

フリー素材の中には商用利用を禁止しているものもあるから、その場合はビジネスアカウントでは使えないんだ。個人アカウントでも、商品やサービスの宣伝・告知には使えないよ。権利関係について詳しくはフリー素材を提供しているサイトにて確認しておこう。

オリジナル音源を使う

自分で作ったオリジナル音源なら、著作権者は自身だから、好きなように使えるよ。オリジナル音源を作れると、リール動画にピッタリの音楽を使えるから便利だね。作曲した音楽をリールで使えば、動画がバズると曲もヒットするかもしれないよ。

インスタリールの音楽が著作権侵害になるパターン

リールの音楽が著作権侵害になる場合もあるんだ。さっき紹介した音楽以外は、著作権者の許可を得る必要があるよ。著作権侵害になるパターンを確認しておこう。

動画内で音楽がかかっている

インスタミュージックの音楽をリールで使うのは問題ないものの、動画の撮影時に入った音楽に関しては、投稿前に著作権者の許可を得ないといけないよ。

インスタミュージックの音楽が自由に使えるのは、インスタと著作権者が契約しているからなんだ。動画の投稿者に対して音楽の使用を許可しているわけではないから、著作権のある楽曲を承諾なく投稿すると、著作権侵害にあたるよ。

せっかく作った動画が使えなくなる可能性もあるから、撮影時には音楽が入り込まないように注意する必要があるんだ。

インスタ外で動画をアップする

インスタ以外のブログやSNSなどの媒体に、著作権のある音楽入り動画を許可なく投稿するのはダメだよ。

インスタミュージックの音楽は、インスタ内でのみ使用を許可されているんだ。インスタ以外の媒体で音楽を利用するなら著作権者の許可が必要だよ。インスタ以外の媒体を運営している人も多いだろうから、その点は注意しようね。

インスタのビジネスアカウントだと著作権で使えない音楽がある

インスタのビジネスアカウントだと、インスタミュージックの音楽であっても使えないようになっている楽曲もあるよ。

インスタミュージックの使用許可は、インスタ内での個人利用に限られている場合が多いんだ。ビジネスアカウントは商用利用とみなされて、一部の楽曲が使えないこともあるんだよ。

広告にしたい投稿は音楽はフリー素材にしよう

インスタリール音楽で著作権侵害するリスク

インスタリールで使う音楽を著作権者に無断で使用すると、罪に問われるんだ。著作権者の作品は著作権法で守られていて、権利侵害は違法行為なんだよ。

誰だって勝手に自分の楽曲を宣伝などに使われたら嫌な気持ちになるよね。著作権を侵害すると、どうなるのかを具体的に紹介するよ。

訴訟される

著作権を侵害すると、著作権者に訴訟を起こされることがあるんだ。

著作権者に訴訟を起こされると、著作権を侵害していた場合、罪に問われて罰せられてしまうよ。損害賠償を請求されたり、刑事罰で懲役刑や罰金刑に処されたりする可能性があるから、著作権侵害は絶対にやってはダメなんだ。

信用を失う

著作権を侵害したことが公になると、社会的な信用を失うことになるよ。

ビジネスでもプライベートでも、信用を失うと他者から応援してもらいにくくなって、何かと不便だよ。時間が経っても著作権侵害した事実は残るから、なかなか信用を得ることが難しくなるんだ。

インスタリールに使う音楽に関する著作権とは？

音楽の著作権者には、作曲者、実際に演奏や歌唱するアーティストが存在するよ。音源を録音しているレコード会社は、録音した音に対する権利を持っているんだ。このように、音楽には複数の著作権者が関わっていて、個人で利用許可を得るのは大変だよ。

使用許可を得たいなら、音楽の著作権を管理している団体であるJASRACを通じて申請する必要があるんだ。JASRACのホームページに申請方法が記載されているよ。

申請して許可が下りれば、使用にあたる料金を支払うことで楽曲を使えるようになるんだ。

使用料金は一律ではないから確認しておこう。

まとめ

インスタリールで音楽を使うなら、著作権の許可が下りているインスタミュージック内の楽曲を使えば問題なく使えるよ。

また、フリー素材は著作権者ごとに使える範囲が決められているから注意が必要。特に集客や宣伝など、商用利用の場合に使えなかったり有料だったりする音楽もあるから、よく確認してね。

どの音楽を使うにしても、それぞれのルールをしっかり守って使用していこう！

参考：著作権とは？権利の内容・具体例・著作権侵害の対処法を解説｜ベンナビIT（旧IT弁護士ナビ）