【Q】SEOと文字数は関係ないですか？ブログの本文は何文字書いたらいいですか？

ブログ本文の文字数が多いほど評価が高くなるわけではない

「SEO対策には1万文字以上必要！」
そんな噂を耳にしたことはありませんか？

これ数年前のGoogleなら通じたかもしれません。
実際に集まる集客®︎総研でも1万文字で網羅的な記事を目指していました。

しかしコアアップデートがある度、昨年あたりから
文字数が多いほど検索上位に上がるということは
実感しなくなってきました。

GoogleのJohn Mueller氏は
「文字数はランキング要因ではない」と明言しています。

実際に SurferSEOの2025年調査（100万ページ分析） では、
テキストの長さと検索順位に直接的な関係は見られませんでした。

大切なのは「関連する情報をしっかり含めているかどうか」。
つまり、長さより“内容の深さ”が鍵になっているのです。

参照：SurferSEO: Word Count Does Not Matter for SEO (2025)

文字数が少なくても検索上位はとれる

Main Street ROI（2025年8月） の最新の見解でも、
記事が短くても検索意図に
しっかり答えていれば上位表示は可能だとされています。

さらに Search Engine Land（2024年10月） でも
「必要な質問に答えるのに200ワードでも2000ワードでも構わない」
と解説されています。
つまり、読者にとって必要なことを最短で
わかりやすい答えにして届けることが評価されるのです。

ここで注意しておきたいのは、
英語でいう200ワード＝日本語200文字ではないことです。
日本語ではだいたい500〜600文字に相当します。

以下は例です。

短くてもOKの目安
日本語なら 500〜800文字程度でも検索意図に答えられる記事なら評価される。
（英語で200〜300 wordsの記事が上位にいることに相当）

しっかり解説型の目安
日本語で 1,500〜2,500文字。
（英語圏でいう1,000〜1,500 wordsの中長文記事に相当）

包括的で専門的な記事
日本語で 3,000〜5,000文字以上は、調査・比較・事例を盛り込む「総合解説記事」に向く。
（英語の2,000〜3,000 wordsクラスに相当）

参照： Main Street ROI: Does Word Count Matter for SEO in 2025?
Search Engine Land: Content length, depth and SEO (2024)

読者の検索意図をみたそう

検索する人は、必ず
「知りたいこと」「解決したいこと」があって調べています。

SEO対策とは
お客様の切実なお悩みを読み解き
わかりやすく答えること。

たとえば「ブログ 文字数 SEO」と検索する人の意図は…

・何文字くらいが目安なのか知りたい
・短いと上位表示できないのか不安
・できれば具体的な基準を教えてほしい

Bluehostの2025年5月調査 では、上位記事の平均は約1,447ワードとのデータも出ています。
Bluehost: Ideal Blog Post Length (2025)

文字数だけで検索順位が決定するわけではない

これまでの情報は「平均値」であり、必ずしも正解ではありません。
かつ、海外の情報でもあるので
日本でも同じ傾向があるかもしれない、ということです。

短い記事でも、必要な情報を的確にまとめれば
十分検索上位は狙えるとは考えられます。

しかし単に文字数の戦いではなく
・ドメインパワー
・被リンクの数
・サイト更新頻度

など、検索上位になるためには、他の要因もあるので
文字数は「ひとつの目安」と考えましょう！

まとめ：大切なのは文字数より満足度

2025年現在の最新の研究結果が示すのは…

• 文字数そのものは評価対象ではない
• 「検索意図を満たす質と深さ」が一番の評価ポイント
• 長くても短くても、読者にとって役立つ記事が選ばれる

✔ 読者の検索意図に答える
✔ 必要なことは端的に、けれども丁寧に
✔ 読みやすさを意識する

この3つを意識すれば、1,000文字程度でも検索上位を狙えると言われています。

「長さ」より「わかりやすさ」。
それが、AIにも読者にも選ばれるブログの共通点です。