
同じチャンネルで一斉に露出することに不安です!
今までは、Instagramなどそれぞれトレーナーにファンがいる状態。
それを同じチャンネル内で一覧で 見られることで
今までより、
完全にライバル? 取り合い?みたいになるのでは?
と不安です。
もちろん逆に、どなたかのファンが 自分を見つけてくれる可能性もあるし、
「チャンネル」を 盛り上げて、スピード感を持って世に広めていくための チーム戦、というところは理解しています。
私自身が実績が乏しい、ファンが少ないので不安なんです。
長瀬さんだったら どうやって投稿ネタを 決めていきますか?



近いジャンルが並ぶと、
「取り合いになるのでは?」
という感情が出てきやすいよね。
けれども、「共同チャンネル」で目指しているのは、
同じテーマを奪い合う競争型ではなく、
違いを魅せ合って全体の価値を引き上げる共創型なんです!
この記事のハイライト
・同じチャンネルでも「お客様を取られる」心配は少なく、差別化で相乗効果が生まれる。
・ファンは“推し替え”ではなく“推し増し”、複数を同時にフォローする時代。
・投稿テーマは時間軸や切り口をずらせば競合せず、補完関係になる。
・小さな実績でも「変化の深さ」を言語化すれば十分にファンはつく。
【A】YouTubeの同じチャンネルで一斉に露出することは「奪い合い」ではなく「魅せ合い」です
「お客様を取られないか不安…」という気持ちは、
とても自然な感情。
特に、同じようなジャンル(例:「段取り」と「手帳」)が並ぶと、
どうしても“取り合いになるのでは?”
と不安になりますよね。
けれども実際には、
同じチャンネル内で複数の講師が登場しても、
それぞれの色やストーリーを活かせば相乗効果が生まれ、
むしろファンは増えていきますよ。
「取られる不安」を乗り越える4つの考え方
1.競争ではなく「差別化による相乗効果」
同じテーマでも、視点・語り口・伝え方・ヒーローズジャーニーが違えば、
まったく別物の価値になります。
「手帳」であれば
→ Aさん:時間の見える化
→ Bさん:段取りによる暮らし全体の設計
このように、似ているけど違うアプローチであれば、
視聴者は「どちらも必要」と感じます。
例えペルソナが似ていても、
ゴールまでの道筋の描き方や価値観が異なることで
「両方フォローしたい」状態が生まれますよ。
2.ファンは“推し替え”ではなく“推し増し”する
SNSやYouTubeの視聴者は、
今や「選び抜いて一人だけフォローする」時代ではありません。
「似ているけど違う価値をくれる人を複数フォローする」
そんな流れが主流です。
- 複数フォローして「気分で見る」
- 複数から学びたいから「使い分ける」
「この人の世界観に触れたい」と思わせれば、
視聴者は“どちらかを選ぶ”のではなく、
“両方応援したい”と思うようになりますよ!
3.“同じ土俵感”を減らす投稿ネタの設計術
同じジャンルの投稿でも、
“フェーズ”や“切り口”を変えることで差別化ができます。
🔧ステップ①:ペルソナの時間軸をずらす
- Aさん:手帳の使い方(計画段階)
- あなた:段取りの実行(行動段階)
🔧ステップ②:3つの投稿型を回す
- ビフォーアフター型:昔の悩みと今の変化
- 事例シェア型:受講生の声や行動変化
- ハウツー+体験談型:具体的なステップ+エピソード
「この順番にやると家事が半分の時間で終わった」など
🔧ステップ③:“入口”は共通、出口は自分の色に
- 「チャンネル」共通のテーマで集客し、
動画では“自分の視点”をしっかり伝えましょう。
4.実績やファン数が少なくても投稿を伸ばす方法
- 「体験の信憑性」を強化する
(過去の自分や生徒のリアルなビフォーアフターを具体的に) - ラブレター構造で好奇心を高める→不安を払拭する→行動を促す
- 小さな実践結果でも、数ではなく“変化の深さ”を言語化


YouTubeの同じチャンネルで一斉に露出しても「お客様を取られる」可能性は低い根拠
1. アルゴリズム上の根拠
YouTubeは、チャンネル単位ではなく
動画単位で評価・おすすめを決定します。
つまり、同じチャンネル内でも
「視聴者の興味に合う動画」が個別に表示されるんです。
Google公式のYouTubeヘルプでも、
「おすすめ動画」は視聴履歴や興味関心に基づいて決まると明記されています。
そのため、同じチャンネルでも動画テーマや切り口が違えば、
別々の視聴者層や検索キーワードでリーチ可能です。
2. 視聴者行動の根拠
YouTube視聴者は「推し替え」より「推し増し」をする傾向があります。
- 同じジャンルでも、「説明の仕方が違う」「ストーリーが刺さる」などの理由で、
複数の配信者を同時フォローします。 - 例えば「料理チャンネル」で、AさんのレシピもBさんの盛り付けも
両方参考にする視聴者は多いです。
これはSNSの並行フォロー文化(InstagramやTikTokも同様)と同じなんです。


3. 実際の共同運営チャンネルの事例
- 複数講師が投稿する教育系チャンネル(例:ビジネス系、語学系)は、
「講師別にファンがつく」
「他講師経由で知った人が別講師の動画も視聴する」
という、交差集客が起きています。 - 視聴者が「この人の話も聞いてみたい」となれば、
1本の動画からチャンネル内の他動画にも回遊してくれます。
4. 逆に「取られ感」が出る場合の条件
唯一注意が必要なのは以下のケースです。
- 同じテーマ・同じ切り口・同じ言い回しでコンテンツを出す
- 自分の強みや立ち位置が不明確
- ペルソナや提供価値が丸かぶり
この場合、視聴者の記憶に残りにくく、
どちらの動画か区別がつかずに
「有名なほう」へ流れる可能性があります。
Q&A:よく出てくる不安とその解消法
まとめ|取られるのではなく「一緒に育てる」関係へ
同じチャンネルで一緒に発信していても
ちょっと視点や切り口を変えるだけで、ちゃんと共存できるんです。
今の時代は「どっちか1人だけ」じゃなくて、
「両方とも見たい!」と感じる人が多いんですよ。
だからこそ、あなたらしい言葉や体験を大事にしながら発信すれば、
ファンは奪い合うんじゃなくて、むしろ一緒に育っていく関係が作れます。