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Q.似たようなキーワードでたくさん記事をかいたのですが、検索結果に2つしかでてきません

カニバリアイキャッチ

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ブログの記事が増えてきたのにアクセスが伸びないんです…。これってもしかして“カニバリ”ですか?

集まる集客プロデューサー 長瀬葉弓

その可能性は大きいですね。
これは本当にもったいない現象。
役割を決めてあげれば、記事の一つ一つがしっかり活躍して、全体が強くなりますよ。
だから、まずは記事同士のケンカをやめさせてあげることから始めましょう。

ブログをたくさん書いていると、いつの間にか記事のテーマやキーワードが似てしまうことがあります。
実はそれが、あなたの記事へのアクセスを削ってしまう“カニバリ”という現象。

カニバリは、記事同士が同じキーワード検索意図で競合してしまう状態のこと。

Googleからすると「どっちの記事を上位に出せばいいの?」と迷ってしまい、
結果的にどちらも順位が伸びません。
せっかく頑張って書いた記事が、お互いの足を引っ張ってしまっているんです。

カニバリは原因を知り、正しく対策すれば解消できます。

この記事のハイライト

・カニバリとは、記事同士が同じキーワードで競合する現象
・カニバリが起きるとアクセス・評価・看板記事の育成に悪影響
・カノニカルとカニバリの違いを正しく理解しましょう
・WordPress(SWELL+SEO SIMPLE PACK)でできるカニバリ対策の紹介
・Noindexとカノニカルの使い分け方について

目次

カニバリとは記事同士が競合してしまう状態

カニバリ、正式には「カニバリゼーション」。
同じキーワードであなたのブログ記事同士が競合してしまう状態のことです。

イメージは、あなたがケーキ屋さんを2店舗持っていて、
どちらも同じイチゴショートを売っているようなもの。
お客様は分散し、どちらも行列にならない…これがカニバリの問題です。

特にGoogleは1つのキーワードに対して
同じドメインだと検索結果に2つまでしか出さない
というルールがあります。

いくら記事をたくさん書いても
あまりにも似たようなキーワードや同じ検索意図で書いた結果
「同じ記事だね」と認識され

検索しても2つしか表示されず、あとはどこにいってしまったのか・・・

という状態になるのです。

カノニカルとカニバリの違い

カノニカルとカニバリ、名前は似ているけど全く違います。

違いを一言でいうと

  • カノニカル → 「正規ページ(正しいページ、本当に評価したいページ)はこれです」とGoogleに伝えるラベル
  • カニバリ → 記事同士が同じキーワードでケンカしてる状態

例えでいうと…

あなたがケーキ屋さんを2店舗やっていて、

  • カノニカル → 「うちの本店はA店ですよ。B店はA店の支店として扱ってね」とGoogleに案内する
  • カニバリ → A店とB店が同じイチゴショートを売ってお客さんを取り合ってる状態

カニバリが起きるとどうなる?

アクセスが分散する
 本来なら1本の記事に集中するはずの検索アクセスが、複数の記事にバラけます。
 たとえば「起業準備のチェックリスト」というキーワードで記事が3本あると、Googleは順位を分けてしまい、
 それぞれが3位・7位・10位…と散らばり、どれもトップに上がれない状態になります。

看板記事が育たない
 アクセスが集まりきらないので、外部からの被リンクもつきにくくなり、
 「このブログといえばコレ!」という代表記事が作れません。
 結果、SNSでシェアされる回数も減り、認知の広がり方が鈍くなります。

ブログ全体の評価が上がりにくくなる
 Googleは「このブログは○○分野が強い」と判断すると全体的に評価を上げてくれます。
 けれどもカニバリがあると、評価の軸がブレてしまい、専門性が弱く見えてしまうんです。
 そのため、他の記事の順位まで影響を受けるケースがあります。

このように、カニバリは「静かにじわじわ効いてくるアクセス減少の原因」。
記事数を増やしても結果が出ない…そんなときは、まずこの現象を疑ってみることが大切です。

カニバリの見つけ方

まずは自分の記事同士がケンカしてないか、調べてみましょう。

手順① Googleで「site:検索」を使う

1.ブラウザでGoogleを開く。
2.site:あなたのドメイン キーワードで検索
 あなたのドメイン → あなたのブログやサイトのURL(https://www.は不要)
 キーワード → 調べたい検索語句(記事で狙っている言葉)
3.検索結果を見て、同じキーワードで複数の記事が出てきたら、それがカニバリの可能性大。

手順② 記事URLとタイトルをメモ

  • スプレッドシートやExcelを開いて、
    出てきた記事のURL・タイトル・投稿日を一覧にする。
  • 似た内容・似たタイトルが並んでいたら、記事同士のテーマがかぶっている証拠。

手順③ 重複度をチェック

  • 記事の中身をざっと読み比べる。
  • 「同じ質問に答えている」「同じ事例を紹介している」場合は検索意図が同じ。
  • 違いがある場合でも、タイトルやキーワードがほぼ同じだとGoogleは区別しにくい。

手順④ 対策案を決める

統合する:1本にまとめて情報量を増やし、強い看板記事にする。
・切り口を変える:片方の記事のテーマや角度を変えて差別化する。
Noindexにする:サブ記事は検索対象から外し、主役記事に内部リンクで誘導する。

カニバリ診断チェックリスト

✔️検索結果に同じキーワードの記事が2本以上出てきた?
✔️複数の記事のタイトルが似ている(またはほぼ同じ)?
✔️タイトルに含まれるキーワードが全く同じ?
✔️記事の中で回答している質問やテーマが同じ?
✔️事例や説明がほぼ重複している?
✔️それぞれの記事で「読者が知りたいこと」が同じ?
✔️違いがあっても、Googleが見て区別しにくい内容になっている?

チェックがたくさん付いたら、それはカニバリ警報!
大事な記事がケンカしないように、役割を決めて整えてあげましょう。

カニバリが起きた時の具体的な対策

カニバリを見つけたらその日から対策することが重要です。
ここでは、いくつかの対策法方をご紹介しますね。

① どの記事を残すか決める

  • 残す基準
    • 検索順位が高い
    • 内容が最新&網羅的
    • 外部リンクやSNSシェアが多い
  • この基準で“メインの記事”を決定します。

② サブ記事の処理方法を選ぶ

  • 統合する
    • サブ記事の有益な部分をメイン記事に移し、サブ記事は削除またはリダイレクト
    • 情報が分散している場合に有効
  • 切り口を変える
    • ターゲット層やテーマの角度を変えて差別化
    • 例:「副業の始め方」→「主婦が副業を始める方法」
  • Noindexにする
    • 補足的な内容や古い記事は検索結果から外す
    • WordPressのSEOプラグインで簡単設定可能

Noindexの設定方法(SEO SIMPLE PACK)

①WordPress管理画面にログイン
②左メニューで「投稿」→「投稿一覧」をクリック
③Noindexにしたい記事の「編集」を開く
④記事編集画面の下にある「SEO設定」欄を探す
⑤「検索エンジンにインデックスさせない(noindex)」にチェック
⑥右上の「更新」ボタンを押して保存

💡 この設定をすると、その記事は検索結果に表示されなくなりますが、ブログ内のリンクからはアクセスできます。

  • カノニカルタグを使う
    • 内容がほぼ同じなら正規ページを指定し評価を集約

カノニカルタグの設定方法(SEO SIMPLE PACK)
①同じくWordPress管理画面で「投稿」→「編集」を開く
②記事編集画面の下にある「SEO設定」欄を確認
③「このページの”canonical” URL」という入力欄に、評価を集めたい記事のURLを入力
例:例えばABCの記事の中でBをリーダーにしたいなら、ACの記事にBのURLを入力しておく
④「更新」ボタンで保存

💡 カノニカルを設定すると、Googleは「このページの評価は指定された正規ページに集めてください」と認識します。

カニバリ対策:カノニカル vs Noindex 使い分け表

項目カノニカルタグ(<link rel="canonical">Noindex
主な役割正規ページを明示して評価を集約検索結果から除外
検索結果への表示正規ページのみ残る(サブは表示されない可能性が高い)完全に表示されない
評価の扱いサブページの評価を正規ページに集める意図を伝える評価は移らず、そのページは除外される
向いているケース内容がほぼ同じページを統合したいとき補足記事・古い記事など検索に出す必要がないとき
URLの扱いURLは残る(アクセス可能)URLは残る(アクセス可能)
設定場所(SEO SIMPLE PACK)記事編集画面→SEO設定→正規URLに入力記事編集画面→SEO設定→「noindex」にチェック

まとめると、カノニカルは“代表選手を決める”方法で、Noindexは“試合に出さない”方法。
どちらも仲間同士のケンカをやめさせる手段だけど、
キャプテンを立てたいときはカノニカル、控えに回したいときはNoindexって覚えましょう。

FAQ:カニバリ対策でよくある質問

カニバリ対策は記事が多い人だけ必要ですか?

いいえ、記事が10本程度でも同じテーマやキーワードを重ねるとカニバリは起きます。
特に「月ごとのイベント記事」「似たノウハウ記事」を複数書くと発生しやすいです。
最初から記事のキーワードマップを作り、テーマがかぶらないように管理するのが予防策です。

Noindexにした記事はもう読まれなくなりますか?

いいえ、検索結果からは消えますが、ブログ内リンクやSNS・メルマガなどからのアクセスは残ります。
たとえば、古いセミナー告知ページをNoindexにしても、プロフィールや関連記事からリンクしておけば、必要な人はちゃんと見られます。

Noindexと削除はどちらがいいですか?

補足的で価値があるならNoindex、完全に不要なら削除や301リダイレクトが適しています。
例:古いキャンペーンページは削除、過去のイベントレポートはNoindex+まとめ記事へのリンク、というように使い分けます。

カノニカルを設定すれば必ず評価は集まりますか?

内容がほぼ同じ場合に限り、Googleは評価を正規ページに集めてくれます。
例えば「副業の始め方」と「主婦が副業を始める方法」のように切り口が違うと、Googleは別記事として扱うこともあります。
設定後はSearch Consoleで「重複コンテンツ(正規URLあり)」として正しく認識されているか確認しましょう。

カノニカルタグとNoindexの使い分けってどうしたら良い?

判断のカギは 記事同士の内容の近さ残したい意図 です。

使い分けの目安

  • 内容がほぼ同じ → カノニカルタグを設定
    → Googleに「このページが正規版です」と伝えて評価を集約します。
    例:同じテーマの記事が2本あり、片方をメインにしたい場合
  • 補足記事や古い情報 → Noindex設定
    → 読ませたいけど検索結果には出さない方法です。
    例:キャンペーン終了ページ、会員限定ページ、イベントレポートなど
  • 情報が分散している → 統合+リダイレクト
    → サブ記事の有益な部分を残した記事にまとめ、アクセスと評価を1本化します。

💡 覚え方

  • カノニカル = 代表選手を決める(同じ内容ならキャプテンを決めるイメージ)
  • Noindex = 試合に出さない(控えとして残すイメージ)

まとめ

カニバリは、気づかないうちにブログのアクセスや評価をじわじわと削ってしまう現象です。
原因は、記事同士が同じキーワードや検索意図で競合してしまうこと。
せっかく増やした記事も、役割を決めずに放置しておくと、
互いに順位を食い合い、看板記事が育たず、ブログ全体の力も発揮できません。

だからこそ、まずはリーダー記事を決めて、統合や切り口の変更、
Noindexやカノニカル設定といった対策を行うことが大切です。

SWELLとSEO SIMPLE PACKを使えば、この設定も簡単にできます。

迷ったときは、
「代表選手を決めたいならカノニカル」、
「試合に出さないならNoindex」と覚えておきましょう。
記事たちはチームメンバー。

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