効果的なSNS集客を実現するために抑えておくべきポイント

今やSNSは若者のみならず、幅広い年代にとって貴重な情報収集ツールとなっています。
つまり、SNSを用いた集客はもはや当たり前の時代となったのです。

自社でもSNSを利用して集客につなげたいと考えておられる方や企業はたくさんあると思います。
ですが、SNS集客にはこれまでのメディアとは違ったマーケティングが求められます。

そこで、本記事では、SNS集客の特徴や効果的にアカウントを運営するポイントなどを解説していきます。
なかなか結果が出ずに悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

SNSによる集客の重要性が高まった要因

SNSの普及は消費者の行動モデルに変化を起こし、口コミの重要性が高まりました。
そのため、これまでと企業の集客においても違ったアプローチが求められるようになっています。

日本におけるSNS利用者は増加の一途をたどり、今やSNSは生活の一部といえるものになりました。
日本のSNS利用者は7,975万人。
普及率は80%にも達しています。
それに伴い、消費者の行動様式も変化しているのです。

これまでは商品が認知され、徐々に興味をもって購買へと結びついていました。
この過程は、「Attention(認知)」「Interest(興味関心)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(行動・購買)」の頭文字をとってAIDMA(アイドマ)と呼ばれます。

しかし、現在では、興味をもったらすぐにネットで検索。
気に入ればその場で購入する人もいるのが現代の特徴です。

消費者の行動は「Attention(認知)」「Interest(興味関心)」「Search(検索)」「Action(行動・購買)」「Share(共有・共感)」のAISAS(アイサス)へと変化しています。
重要なのは、購買の後に共有が加わっていることです。
購入した商品や利用したサービスの使い心地や感想を投稿し、SNSで知り合いやフォロワーと共有することは多くの消費者にとって当たり前になっているのです。

そんな時に、商品に関する情報を調べるときも重視されるのはSNSです。
使って良かったものはSNSで感想を広め、逆にSNSで話題になっているものなら自分も使ってみたくなる。
現代の消費者は、モノ消費だけなく、商品がもつストーリー性や実際に使用して得られる体験や感動といったコト消費を重視しており、購買行動における口コミの重要性が高まっています。

SNSを利用することで、こうした消費者の行動モデルを味方につけ、口コミによって情報を拡散し、集客に結びつけることが可能になります。

SNS集客の特徴

今後、ますます重要性を増していくであるSNSマーケティング。
しかし、これまでのメディアと異なる部分も多いため、仕組みを理解しておかないと効果的な集客はできません。
ここからは、SNSで集客を狙うなら知っておくべき特徴について説明していきます。

拡散性が高く情報発信がしやすい

SNSが持つ大きな特徴に情報発信のしやすさが上げられます。
SNS集客は、初期費用や特別な技術などはほとんどかかりません。
個人でも企業でも、誰でも簡単にはじめられるので参入のハードルは非常に低いといえます。

そのうえ、情報の拡散性は高いというメリットもあります。
SNSでは気に入った投稿を知り合いとシェアできるため、注目された投稿はフォロワーからフォロワーへと爆発的に広まっていきます。
「バズる」という言葉を聞いたことのある人も多いでしょう。
ユーザー同士での情報発信も容易なSNSでは、自分から宣伝しなくても、情報が勝手に拡散していくことがあります。

SNS集客をはじめることで、コストを抑えつつ、広範囲への情報発信が可能になるのです。

新規顧客が取り込みやすい

SNSを利用すれば、これまで自社の商品を知らなかったというユーザーからも認知され、新規顧客の獲得につながりやすくなります。

そもそも商品を知らなければ、検索することもなく、従来の方法ではなかなかリーチするのが難しい層といえました。
しかし、SNSなら投稿のシェアや口コミによって商品を認知してもらえます。

口コミの重要性が高まっている昨今、SNSで人気の商品は自然と信頼性も高まっていきます。
SNSで流行っているから試してみようと考えるユーザーもいるでしょう。
Tik TokやInstagramなどは若年層の利用者も多く、これまでとは違った年齢層にも興味をもってもらえます。

潜在的な顧客を開拓していくうえで、SNSは非常に有効なツールといえるでしょう。

ユーザーとコミュニケーションがとれファンになってもらえる

SNSが他のメディアと異なるのは、双方向性をもち、企業とユーザーがコミュニケーションを図れるところです。

新商品の情報を紹介するだけでなく、コメントをくれたユーザーには返信して、やりとりを行いましょう。
積極的にコミュニケーションをとることで信頼関係が生まれ、ユーザーに自社のファンになってもらえます。

ブランドや商品に対して顧客がもつ信頼や愛着は顧客ロイヤリティとも呼ばれます。
ロイヤリティを高めることで、ユーザーは投稿をシェアし、知人やフォロワーに積極的に拡散してくれるようになります。
自社のアカウントをフォローしていない人にも情報が届くようになり、企業の一方的な宣伝より信頼感もあります。

こうした情報発信にくわえ、ファンになったユーザー自身も熱心な購買層になってくれるため、ファンを増やしていくことで、中長期的な売り上げ増加につながります。

ブランディングができる

SNSはブランディングにも大きな効果を発揮します。
ブランディングとは、消費者に自社商品が他の企業の商品とは違った特徴をもっていると認知してもらうこと。
自社の商品が自社ならでは特別な存在であると思ってもらうことです。
そのためには、ただ認知度を高めるだけでなく、独自の魅力を発信していくことが必要。

ただ、消費者は、企業からの一方的な宣伝だけで、商品やブランドが魅力的とは思ってくれません。
その点、SNSを通じた口コミや投稿の拡散は、ブランディングにも有効に働きます。

SNSごとに特色を活かしたマーケティングができる

TwitterやInstagramなどSNSごとにユーザー層や利用方法に大きな違いが見られるのもSNS集客の特徴です。
若い世代のユーザーが多いものや購買力の高い30~40代に利用されているもの。

速報性の高いものやリツイートにより情報の爆発的な拡散が期待できるものなどさまざま。
それぞれの特色を踏まえた上で、商品の性格やアプローチしたい客層に向けて使い分ければ、より効果的なSNSマーケティングを可能にします。
それぞれのSNSがもつ特徴や集客効果の違いは下でも解説しているので、参考にしてみてください。

SNS集客のメリット・デメリット

SNS集客にはメリットばかりではなく、当然、デメリットも存在しています。
SNSをマーケティングに利用する際は、これらをよく理解して戦略を立てる必要があります。

メリット

SNS集客はホームページを作成したり、web広告を出したりするのと比べると、非常に低コストで行えます。
すでにあるサービスを利用し、アカウントを作って投稿するだけなので、運用を自社で行うのなら、すぐにでも無料ではじめられます。
TwitterやInstagramといったSNSごとに利用するユーザーの年齢層など違いがあるため、うまく活用すれば狙ったターゲット層に効率的にアプローチでき、新規顧客を取り込むことも可能です。

さらに、積極的にコミュニケーションをとることでユーザーにファンになってもらいやすく、中長期的な売り上げアップにもつながります。

デメリット

SNSならではのデメリットといえるのが炎上の危険性です。
不用意な投稿から一旦炎上してしまうと、SNSのもつ拡散性からネガティブな情報は爆発的に広まります。
こうなると、沈静化するのは容易ではありません。
信頼回復にも時間がかかるので運用時には注意が必要です。

また、最初から人気のアカウントになるのは難しく、結果が出るまでには時間を要します。
一般的にSNSは、ある程度の高い更新頻度を要求されるため、担当者の更新にかかる負担も大きくなります。
SNS集客では成果を出すまでに、時間と労力が必要になることを理解しておきましょう。

メリット・デメリットを含めた集客上の注意点やアカウント運用上のコツについては、コチラの記事でさらに詳しく解説しておりますので、ご一読ください。

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各種SNSツールの比較・使い分けのポイント

現在、日本でメジャーなSNSには、それぞれユーザーの年齢層や利用方法などに特徴があります。
SNS集客においてもそれぞれの強みに応じて使い分けることが大切。
各SNSを比較し、使い分けのポイントを紹介していきます。

Twitter

Twitterはリツイート機能を利用した拡散力に優れたSNSです。
10代から30代、40代までと幅広い世代が利用。
1回のツイートは140文字に制限されていますが、そのぶん手軽に投稿できます。

ツイートが注目されるとリツイートで一気に拡散され、フォロワー数が大きく伸びることも。
そのぶん炎上のリスクもありますが、情報発信力の高さは魅力。集客でもぜひ利用したいSNSです。
一般ユーザーも多いため、お堅い投稿よりも少しユーモアや遊び心のあるツイートのほうが拡散されやすいといえます。

ユーザーの目に留まるコンテンツを投稿できれば、バズらせて高いマーケティング効果が狙えます。
拡散力を高めて自社や商品の認知度を高めたいときに有効なSNSです。

Facebook

SNSでマーケティングといえば、真っ先にFacebookを思い浮かべる人もいるかもしれません。
業界では老舗にあたるFacebookは、世界で最も利用者の多いSNS。
20代を中心に30代から40代と比較的年齢層の高いユーザーにも多く利用されています。

Facebookページといわれる企業用アカウントはホームページの代わりとしても使えます。
Google検索にも上位表示されやすいため、高い集客能力を発揮。
実名登録が基本のため口コミの信頼性・安心感が高いという点でも優れています。

ビジネスに興味のあるユーザーが多いのもFacebookの特徴です。
経営者層や高齢層からも人気があります。
そのぶん、投稿内容も真面目なもののほうが受け入れられる傾向があります。
そうした特性から、購買力の高い顧客を取り込みたい場合やビジネス関係の告知やセミナー情報などはFacebookの利用に向いているといえます。

Facebookを活用した集客の方法やコツについてはコチラのページで詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

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Instagram

日常のちょっとした瞬間を切り取ったおしゃれな写真の共有が人気のInstagramは、国内ユーザーは3300万人を突破し、今後も伸びが期待されるため、ぜひ集客にも利用したいSNSです。
利用者は10代から20代が中心。
Twitterよりも若い世代が多く、女性からも支持されているのが特徴です。
若年層にアプローチしたいなら、Instagramの利用を検討してみましょう。

インスタ利用で注意したいのは、Twitterのリツイートのように気軽に投稿をシェアできる機能が備わっていないこと。
そのため、投稿のときにはハッシュタグを利用します。
「#○○」とつけておくことで、そのワードで検索したユーザーに自社の投稿を見てもらうことができます。
また、投稿は写真や動画が中心で、ビジュアルの美しさにこだわったおしゃれなもののほうがヒットする傾向があります。

Instagramを活用した集客の方法については以下の記事で詳しく解説しておりますので、さらに詳しく知りたいという方は是非ご覧ください。

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LINE

国内最大の利用率を誇るSNSです。
メールに代わるコミュニケーションツールとして幅広い世代のユーザーに利用されています。
どのSNSで集客するか迷ったら、LINEからはじめてみるのも良いでしょう。

集客に使う場合は、ユーザー同士での利用と違い、基本的に企業側から広告を一方的に送る形になります。
そのため、ユーザーによってはメッセージをみてくれず、上手くリーチできないことも。
クーポンやショップカードの配信なども利用して、登録者を上手く購買行動に結びつけていってください。

Tik Tok

1分以内の短時間動画投稿がメインのSNSで、特に若い世代に支持されています。
利用者は10代から20代が中心です。

ただ、一部40代男性にも利用されています。
おすすめ動画が流れてくるので、新しい投稿も認知されやすく、拡散性も高くなっています。
若い視聴者が多いため、真面目な内容より、流行りやネタを多用した、見ていて面白い投稿が拡散されやすい傾向にあります。
若年層を取り込むためにはぜひ利用したいSNSですが、視聴者を引きつける工夫がなければバズらせるのは難しいともいえます。

アカウントを運用する上でのポイント

SNSを利用しても、単に投稿を繰り返しているだけでは集客に結びつきません。
最後に、SNSマーケティングでの効果的なアカウント運用について解説します。

目的をはっきりさせる

SNS集客をはじめる前には目的を明確にし、しっかりと目標を立てておきましょう。
どんな顧客にアプローチしたいのか、どんな商品を買って欲しいのか。

真面目な投稿をしたいのか、ユーザーが友達感覚で投稿を見られるアカウントにしたいのか。
それによって利用すべきSNSや投稿コンセプトが変わってきます。
SNS集客では、リーチしたいユーザーのペルソナを設定するのが望ましいといえます。

宣伝の投稿ばかりしない

SNS集客では、商品紹介や宣伝の投稿ばかりを繰り返すのはNGです。

自社の商品やサービスを早く認知してもらいたいのはわかりますが、多くのユーザーはSNSをコミュニケーションや情報収集の手段と考えており、宣伝に興味を示しません。
そうした投稿を繰り返すアカウントからは離れていってしまいます。

投稿には、ユーザーの共感を呼ぶものや自社商品と関連付けた生活に役立つ知識や雑学など、ユーザーがシェアしたくなるものを心がけましょう。

ユーザーとのコミュニケーションを大切にする

SNS集客では、無闇にフォロワー数を増やすことにこだわる必要はありません。
1つの投稿がバズれば一気にフォロワーが増えるときもありますが、そのうち商品を買ってくれるユーザーはほんの一部です。

SNSで大切なのはユーザーとのコミュニケーションです。
コメントへの返信など密なやりとりを心がけ、ユーザーをファンに育てます。
すぐに成果は上がらなくても、確実に商品を買ってくれるユーザーを1人でも増やすことで、中長期的な売り上げにつながります。

定期的な投稿を行う

SNSを利用するうえで問題になるのが更新頻度です。
更新の回数は、一般的に多ければ多いとされています。

しかし、一日に何度も投稿するようだと、見るほうのユーザーも疲れてしまいます。

また、頻度が高くてもつまらない投稿ばかりではフォロワーが離れる原因になります。
一定水準のコンテンツを定期的に投稿するため、SNS集客にあたっては、専任の担当者を決めておくことをおすすめします。
投稿するネタを探したり、コメントに返信したりするには思いのほか時間と労力が必要。

SNS集客専門の人間を決めることで、担当者が投稿に集中できるようになり、投稿内容の質や一貫性を担保できます。

SNSは重要な集客ツール

現代社会で生活の一部といえるほど浸透したSNS。
集客に利用すれば大きな効果を期待できる代わりに扱いには注意を要する面もあります。
SNS集客の特性やそれぞれのSNSがもつ特徴を理解したうえで、アカウント運営に活かしていってください。

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