「SEO対策って意味ない?」結論、人によるのでまず計算してみましょう

今回は、

「SEO対策って意味ない?」「費用対効果って低くい?」
→人それぞれなのでまずは計算してみましょう!

という内容の記事です。

 

とあるニュースを読んだ気づきをシェアします!

SEO対策の効果を信じていない人や、
逆にSEO対策をすれば良いと盲信している人にも
読んでもらいたいです!

価値のあるSEO対策への投資とは

価値のあるSEO対策への投資とは

価値のあるSEO対策への投資とは、単純に

投資した以上の金額を回収できるかどうか
(費用対効果)

になります。

 

これだけなら、経営者じゃなくても誰でもわかりますよね。

 

 

じゃあ、SEO対策における「費用対効果」は
どのように計算したら良いかわかりますか?

 

簡単な算数で計算できるので解説していきます!

 

SEO対策の費用対効果を計算しよう

SEO対策の費用対効果を計算しよう

それでは、SEO対策の費用対効果の計算方法を解説していきます!

 

ここでは例を用いて計算していきます。

  • 100万円の商品を販売している
  • 現在あるキーワードで、3位に表示されている
  • 3位で月間500回クリックされている
  • 検索結果のクリック率(CTR)は1位 14%、2位 8%、3位 5%とする
  • 検索経由で商品が売れる割合(CVR)は1%

クリック率(CTR)のソース:2021 CTR Research Study

 

それでは、現状から2位、1位になった場合を整理していきます!

 

現状

現状の売上は以下のように計算できます!

500(クリック数)×1%(CVR)×¥1,000,000(商品価格)=¥5,000,000

 

計算過程の解説

  • 500回クリックされたうちの1%が購入につながるため、
    購入件数は5件
  • 商品の価格は100万円のため
    5件販売して売上は500万円

 

次に2位になった場合を解説します。

 

2位になった場合

2位になった時の売上は以下のように計算できます!

500×8/5(クリック数)×1%(CVR)×¥1,000,000(商品価格)=¥8,000,000

 

計算過程の解説

  • 3位のときにCTR5%で500回クリックされているため、
    2位のCTR8%だったら800回クリックされる
  • 800回されたうちの1%が購入につながるため、
    購入件数は8件
  • 商品の価格は100万円のため
    8件販売して売上は800万円

 

つまり、3位から2位に順位が上がれば
売上が300万円増えるということです!

 

 

次に1位になった場合を解説します。

 

1位になった場合

1位になった時の売上は以下のように計算できます!

500×14/5(クリック数)×1%(CVR)×¥1,000,000(商品価格)=¥14,000,000

 

計算過程の解説

  • 3位のときにCTR5%で500回クリックされているため、
    1位のCTR14%だったら1400回クリックされる
  • 1400回されたうちの1%が購入につながるため、
    購入件数は14件
  • 商品の価格は100万円のため
    14件販売して売上は1400万円

 

つまり、3位から1位に順位が上がれば
売上が900万円増えるということです!

 

費用対効果の計算から分かること

今回の例では、順位上昇により売上は以下のように変わります。

  • 3位→2位になった場合:売上300万増
  • 3位→1位になった場合:売上900万増

 

つまり、、

  • 3位→2位にするための投資額:300万円まで出してもOK
  • 3位→1位にするための投資額:900万円まで出してもOK

ということになります!

 

SEO対策を否定する、もしくは盲信する前に

SEO対策を否定する、もしくは盲信する前に

まずは、

  • SEO対策がうまく言った場合、自社にどれだけインパクトがあるのか
  • そこから、いくらまでなら投資できそうか

この点について数字で判断しましょう!

 

 

数字を出してはじめて

予算内で求める結果を出せそうかどうか?

の議論ができるようになります!

 

 

一概にSEO対策を否定、もしくは盲信する前に
数字で冷静に判断できるようになりましょう!

 

 

参照:「Moz:The ROI of SEO」