この決断は「割り切り」なのか 「前向きな判断」なのか?

答えがない問いを決断する時

集まる集客プロデューサー
長瀬葉弓です。

【感動思考力を高めるヒント】
この決断は「割り切り」なのか?
「前向き」なのか?

 

わたしたちには
いろんな場面で
選択をして
選ばなくてはならない場面があります。

 

それは、
一方を諦めたことになるのか?
それとも、
前向きに切り替えたことになるのか?

 

どちらの選択が正しいのかなんて
「答えがない問題」だからこそ
迷ったり悩んだり立ち止まったり
します。

 

例えば、
わたしは会社員時代に、
WEBの通販コンサルティングの
経験やスキルがあって
成果を語ることもできました。

 

ですが、
起業をしたときに
通販のビジネスを選ぶべきか
本当は何がしたいのかと
思い悩みました。

 

自分の能力ならば
もっとも成果に近いであろう
通販のビジネスを選んでもうまくいくだろう
と想いましたが
好きなことではなかったからです。

 

周りから見たイメージの良さと
自分の希望やプライドの間の
葛藤がありました。

 

結果的に物販ビジネスには
手を出さずにきましたが、

 

もしその道を選んだら
どうなっていたのかは
分かりません。

 

大きな進路を決める時ばかりではなく、

今日この内容を
SNSで発信すべきかやめておくか

今日この内容で
アドバイスをすべきかやめておくか

 

わたしたち
人に何かを教える先生業の起業家は

毎日、答えのない問いを抱えています。

 

門下生たちに、
答えのない問い
相談を受けアドバイスをする時は?

 

何かを相談されたときに、

やさしくすべきなのか
厳しくすべきなのか

 

「答えがない問い」に
いつも直面します。

 

 

やさしく接して
本当は教えるべきことを
このまま教えないことが

 

その人の人生にとって
マイナスにならないだろうか。

 

厳しく接するべき
だったのではないか。

 

自分が気づかせてあげるべき
だったのではないか。

 

あるいは
全面的に優しく受け止めて見守るべき
待ってあげる時間も必要なのだろうか。

 

ひとりの人に
ひとつの提案をするときに
優しくすべきか厳しくすべきか

 

この1つのことだけでも
本当に深く考えるならば、
まさしく「答えがありません」

 

わたしもよく胃に穴が開くような
想いを何度も経験してきました。

 

だから

 

わたしたちは

「楽になりたい」一心で、
割り切るときがあります。

 

難しい問題が目の前に突きつけられると
その問題を考え続けることの
精神的な負担に耐えられなくなって

 

この問題は
いくら考えても
正解などないのだから
これ以上考えてもしかたがない

精神的にエネルギーを
奪われるばかりだ

と、

心が楽になる選択肢を選び
正当化する理屈を見つけ出すんです。

 

だからそんなときは

 

割り切るのではなく
腹を決めたらいい。

 

割り切りと腹を決めるの差について。

 

結果的に
選んだ選択肢は一緒なんだけれど

 

自分の心が楽になるのが
「割り切り」です。

 

この先も自分が選んだ道を信じていく

この先もアドバイスをした
門下生のことを見守り続けていく

と「腹を決める」のは、
心が楽にはなってないという
違いがあります。

 

 

少し、まとめますね。

 

◉「答えがない問い」が存在するが
どちらかを選ばなくてはならない時がある。

 

◉「答えがない問い」に
エネルギーを奪われたくないので
わたしたちは早く楽になりたがる。

 

◉「答えがない問い」に直面して何かを選ぶなら
心が楽になるから選ぶのではなく
この先の自分やアドバイス相手の行き先を
見守ると腹を決める

 

 

この決断は「割り切り」なのか
「前向きな腹を決める」なのか?

 

自分のことであっても
自分の教える相手へのアドバイスにおいても
答えがない問いを考え続ける

 

考えるヒントになれば
嬉しいです!