Facebookを活用した効果的な集客の方法

SNSは生活の一部と言えるほど普及し、個人から企業まで集客の手段として注目が集まっています。
中でもFacebookは、ユーザー層や実名利用の多さなど、他のSNSにはない特徴があります。

この記事では、Facebookを活用した効果的な集客の方法を解説していきます。
SNSマーケティングの一環としてFacebookを取り入れたいけれど、やり方が分からない、本当に集客につなげられるか自信がないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

Facebookページについて

Facebookには個人用と企業用、2種類のアカウントが登録できます。
このうち、お店や企業が開設できるビジネス向けアカウントをFacebookページといいます。
企業名や自社の商品やサービス、ブランドなどの名前で作成でき、さまざまなPRに利用可能です。
個人用と違い、複数ページが作成でき、運用も複数名で行えるのが特徴です。

Facebookページでは、新発売の商品やセール、イベントなど最新の情報をアップするほか、商品の製造現場を撮影した動画をアップしたり、自社に対するユーザーの興味・関心を高めたりするためにも使えます。
SNSの特徴を利用してユーザーとのコミュニケーションツールとしても利用可能。
また、通常のアカウントなら、公開範囲を限定して友達など特定の人にしか見えないようにすることができます。
しかし、Facebookページの場合は常に公開されており、ログインしなくても誰でも見られるようになっています。
個人用と違い、検索エンジンの検索結果にも表示されやすいため、普段Facebookを見ない人にも見つけてもらえる可能性が高く、非常に優れた広告塔と言えるでしょう。

また、Facebook上には有料広告も出稿でき、さらに露出を高めることも可能です。
無料の宣伝・集客ツールとして現在、企業の利用率は6割を越えると言われています。
Facebookを利用した集客を考えているのなら、ぜひともFacebookページを作成してみてください。

Facebookによる集客の重要性

数あるSNSの中からFacebookを利用した集客が重要な理由を解説します。

検索で上位に表示されやすい

Facebookに限らず、Webで集客を行う際に大切になるのが検索で上位表示されるかどうかです。
この点、FacebookはGoogleやYahoo!などの検索エンジンにも表示されやすく、ビジネスに適したSNSと言えるでしょう。
企業名や商品名で検索をかけたとき、TwitterやInstagramなど他のSNSが検索上位に出てくることはほとんどありません。
しかし、Facebookであれば、ほぼ検索1ページ目に表示されます。
FacebookはそれだけSEOに強いSNSなのです。

特に新規顧客の取り込みの点で、SEOが強いことには大きなメリットがあります。
商品を宣伝するため、自社のホームページを作ったとしても、検索で上位表示されなければ、お客様に見てもらうことができず、ほとんど集客に影響しません。
これを上位表示させようとすると、SEO対策のため、かなりのコストや労力がかかります。
しかし、Facebookであれば、上位に登場しやすいため、こうした手間をかけなくても大きな広告効果が期待できます。
Facebookページをホームページ代わりに使用している企業が多いのも、これが大きな理由の一つです。

購買力のある層が多く利用している

Facebookは20代から40代のユーザーに多く利用されています。
この世代は購買力も高く、ビジネスに関心のある利用者も多いのが特徴です。
他のSNSは10代、20代が主要なユーザー層になのに対し、Facebookは30代以上のユーザーにも支持されており、購買層に直接働きかける力に優れているといえます。

Facebook広告が利用できる

検索だけでなく、有料の広告を利用することで、より広いユーザーに自社の情報を伝えられます。
こうした広告は「Facebook広告」と呼ばれ、他のユーザーのページも表示されます。
そのため、自社のFacebookページを見ていないユーザーに対してもアピール効果があります。
性別や年齢、広告の目的など、細かくターゲットを設定でき、動画広告やリンク広告など多彩なフォーマットが用意されているのもFacebook広告の特徴。
宣伝内容に合わせて的確な組み合わせを選択することで、より効果的にユーザーに向けてPRが可能になります。

無料機能が充実している

SNSマーケティングをサポートしてくれる無料機能が充実しているのもFacebookの特徴です。
Facebookページではインサイトと呼ばれる分析ページを利用できます。
フォロワー数の推移から年齢や男女比といった属性、「いいね」の日別や発生場所による件数を確認でき、投稿への反応を調べるのに最適です。
定期的にインサイトをチェックして分析することで、どういった投稿がよりユーザーの心に響くのかが分かり、今後の方針を決めるのに役立ちます。

実名登録のため安心感がある

Facebookが他のSNSと大きく異なる部分として、ユーザーの多くが実名登録している点が挙げられます。
多くのSNSが匿名を基本としているのに対して、実名ユーザーの多いFacebookは、コメントやレビューに対する信頼性が高くなっています。
総務省の調査によると、TwitterやInstagramでは実名登録者数が2~3割程度で、LINEでも6割です。
対して、Facebookの実名登録者数は、なんと8割を越えています。

Facebookページにはレビュー評価が表示される機能があります。
「ネットの口コミは当てにならない」というイメージを持たれることもありますが、実名で評価の高いレビューが並んでいるFacebookは、見た人に大きな安心感を与えるでしょう。
本名での高評価レビューは、高額な宣伝費をかけても簡単には得ることのできない上質な広告です。
それが手に入るFacebookページは数あるSNSのなかでも抜きんでた集客性を持っているといえるでしょう。

Facebookページを用いた集客のメリット・デメリット

Facebookは集客に適したSNSですが、他のSNSと異なる特徴も持ち合わせています。
利用にあたっては、メリットとデメリットをよく理解した上で運用しましょう。

メリット

最大のメリットは無料で始められる点で、導入のハードルは非常に低く、低コストで売り上げアップを狙えます。
特にFacebookページは、ホームページの代わりにもなる優れもの。
投稿も簡単で、ログインすればすぐに投稿画面が表示されます。
ブログや普通のホームページほど長文でなくても受け入れられる傾向があるため、長い文章を書くのが苦手という人でも更新を続けやすいでしょう。

さらに、他のSNSと同じく、いいねやシェアで投稿が拡散されていくため、自ら宣伝しなくても多くのユーザーに情報を伝えられます。
コメントに返信することでユーザーとのコミュニケーションツールにもなり、信頼関係を高めてリピーターの増加も期待できます。

デメリット

Facebookでの集客も、他のSNSと同様にフォロワーが増えるまでに時間がかかり、すぐには効果が現れにくいデメリットがあります。
FacebookはTwitterやInstagramと比べるとユーザー数の面でも少ない点も不利になります。
また、その2つよりも文章量が多くなる傾向があるため、更新にも手間がかかります。
コメントへの返信まで含めると、継続して運用するには他のSNSよりも労力を割かれるといえるでしょう。
ほかに、他のSNS同様に炎上したり、悪い評価のコメントが拡散したりといったリスクも存在するため注意が必要です。

集客をする際のコツ

せっかくFacebookで集客をはじめても、やり方が適切でないと上手く効果を発揮させられません。
最後に、実際にFacebookで集客をする上でのコツや注意点を紹介します。

更新を怠らない

SNS運用で何より大切なのが、常に最新の情報が表示されるようにすることです。
更新頻度が低いと、せっかく見に来たユーザーにきちんと管理されていないアカウントだと思われてしまいます。
新商品の情報やニュースはもちろん、店舗であればプロフィール欄の休業日の情報などもきちんと更新していないと、公式アカウントとしての信頼を損ねることに繋がります。
中には、SNSに対するやる気が感じられないとフォロワーを解除するユーザーも出てくるかもしれません。
Facebookを集客に使うのであれば、更新は常に怠らないよう注意しましょう。

宣伝ばかりを投稿しない

ユーザーは明らかに宣伝と思われる投稿には興味を示さないものです。
自社のアピールや商品をPRしたいと思っても、宣伝投稿を繰り返すのはNGです。
宣伝のみを行うアカウントと思われると、フォロワーも離れていきます。
ユーザーの興味関心を引き起こせるよう、企業の歴史や自社商品を使った生活のお役立ち情報、業界のニュース、工場など商品の製造現場の紹介、日々の業務で印象に残った出来事など、さまざまな企画を投稿しましょう。

ユーザーに見たいと思ってもらえるようなページ作りをするのが、継続して効果的な集客を実施するポイントと言えます。

投稿のしすぎに注意

更新を怠ってはいけないと書きましたが、逆に更新頻度が高すぎるのも問題です。
FacebookはTwitterのように頻繁に更新するSNSとは思われていません。
そのため、一日に何度も更新していると、チェックするユーザーのほうがだんだんと面倒に感じてしまいます。
情報発信は大いに越したことはありませんが、Facebookではセーブすることも大切です。
更新頻度に関して、これが正解というものはありませんが、一般的には1日に最高2回まで、週5回以内にとどめるのが良いようです。

成功事例から学ぶポイント

実際にFacebookを活用した集客の特徴やコツについて紹介してきましたが、成功事例を参考にして実践してみることでまた別の成功の秘訣を知ることが出来るかもしれません。
コチラのページではFacebook集客の成功事例を詳しく紹介しておりますので、是非ご覧ください。

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Facebookの特徴をうまく活用しましょう

Facebookは検索で上位表示されやすく、ユーザーの購買力も高いため、集客に非常に適したSNSといえます。
上手く利用すれば中長期的な売り上げアップが期待できます。
メリットとデメリットを踏まえた上で、特徴を活かして集客に利用していることが大切です。

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